
『高みをめざすアップヒルアスリートのトレーニングマニュアル』(スティ-ブ・ハウス、スコット・ジョンストン、キリアン・ジョルネ 海津正彦訳 山本正嘉監修)
ウルトラトレイルのトップ選手界隈で話題になっており、「もっと早く読めたらよかった」というコメントも聞かれ、これは知らないままではいられないとアマゾンで注文した。
ゾーン1から5の区分や、これを組み合わせた練習計画、低負荷の練習の重要性など、目から鱗の読書となった。
ロングセラーとなっている「ゆっくり走れば速くなる」が、実は時代を先取りした理論だったのだなと思い出された。
そして、自分は効率的に鍛えるのだ、だからジョグはしない、なんて思っていたのが間違いの元だったと気づかされた。
とはいえ、活字が主体の379ページ。もっと読みやすいようにできなかったのかと読みながら首をかしげた。
ウルトラやトレイルランニングをやる人はインテリが多い。トップ選手もそうで、大学で運動生理学なんかを専攻している。やはり頭と資力とを必要とするスポーツなんだなと再認識した。
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