(仮題)ロースクールウォーズ

九州大学法科大学院(ロースクール)1期未修卒業生のブログ(^_-)

九大ローの既修認定について

2005年08月02日 19時12分11秒 | 九大LS受験対策
九大ローの既修認定について簡単に説明します。
全体の合格者の概要については九大法科大学院の公式HPにあるので割愛させていただきます。

既修認定試験は合格発表後に希望者に対して行われます。

ちなみに私は第1期生ですが、既修認定試験での単位獲得数は20単位。憲法4単位、民法が8単位(2コマ)、刑法4単位、商法4単位でした。

既修認定試験で2年コースになるためには、24単位が必要です。つまり私は1科目分足りなかったわけですが、1年次は既修認定された科目については受講しなくていいわけです。というより原則的に受講できません。
ただ3年間で卒業に必要な単位は同じなので、普通にやっていくと3年次は、ほとんど講義がないことになります。ある意味、新司法試験対策の勉強に打ち込める時間の余裕が生まれるという考え方もできますが。
このような完全既修者でもなく完全未修者でもない私のような者は、「半既修者」と呼称されます。

私が入学した2004年度は、15人の2年コースの既修者が合格しました。男性13人、女性2人です。このうち男性の既修者が1人休学したために、現在は14人になっています。半既修者は10人で男性6人、女性4人でした。

一方、今年度は、既修認定を受けたのは3人です。男性2人、女性1人。
その代わり大量の半既修者が生まれることになり(正確な数は把握できませんでした)、我々2年生の講義にかなりの1年生が混ざって受講しています。

このように九大ローの既修認定が他のローと比べて厳しいのは、法科大学院は3年の教育システムが原則であるという九大ローの方針が大きいようです。
ちなみに既修認定試験の科目でもっとも厳しいのが刑事訴訟法です(笑)

ですから、とりあえず九大ローを志望されるのであれば、適性試験、小論文、面接対策をして、とにかく合格すること。
その後、既修認定試験を希望するのであれば、法律科目の勉強をすることになると思います。
既修認定試験の科目、問題等については公式HPに公開されているので、参考にしてください。

ではでは(^_-)

昼夜逆転生活

2005年08月02日 05時02分34秒 | 日々の戦記
いまだに起きて遊んでるムウです(笑)

試験期間中、学修室(九大ローでは学習室ではなくこう呼称します。ややこしいですね)に泊まり生活が続き、いまだに生活リズムが平常に戻りません。
24時間営業?のローというのは聞こえはいいのですが、こういう夜型人間を量産するという弊害もあるかも…。

泊まり生活というか、俺の場合は、一旦は自宅に戻って軽く仮眠して、夜から車でローに行き朝まで勉強するというパターンでした。
今考えると、徹夜みたいなことは、自分の自己満足的なものは充たされるんですが、実際に勉強がはかどっているかどうかは別問題のような気がします。
朝まで勉強した後で、結局、どこか別の時間で寝てるんですよね…講義中とか(汗)
他のロースクールもかなり24時間開いているところがあるはずなんですが、どんな利用の仕方をされてるんでしょうか?

後、箱崎周辺は非常に治安が悪いことでも有名で、夜中の2時過ぎなどに女の子が自転車で帰っているのをみると「気をつけてね!」と声をかけないと心配になってくるくらいです。

いっそのこと雑魚寝でいいから仮眠室でも設けたらどうかとも思うこともあります。まあ、それはそれで別の意味で問題があるんでしょうけど…。

結局は学生の自己責任に任せるしかないのですが、管理責任者が誰も常駐しない状況で夜中にローの学生だけが学生証IDで校舎内に入れるシステムは、危機管理がズサンな気がしてなりません。
うちのローも開設から1年半が過ぎましたが、本当に今まで何の問題もなかったんでしょうか?
別に批判とかそういうものではないんですが、ただ非常に心配なだけです。

なんか話がいろんな方向に飛んでしまいました(^^)
もう飲んで寝ることにします。おやすみ(^_-)