九大ローの既修認定について簡単に説明します。
全体の合格者の概要については九大法科大学院の公式HPにあるので割愛させていただきます。
既修認定試験は合格発表後に希望者に対して行われます。
ちなみに私は第1期生ですが、既修認定試験での単位獲得数は20単位。憲法4単位、民法が8単位(2コマ)、刑法4単位、商法4単位でした。
既修認定試験で2年コースになるためには、24単位が必要です。つまり私は1科目分足りなかったわけですが、1年次は既修認定された科目については受講しなくていいわけです。というより原則的に受講できません。
ただ3年間で卒業に必要な単位は同じなので、普通にやっていくと3年次は、ほとんど講義がないことになります。ある意味、新司法試験対策の勉強に打ち込める時間の余裕が生まれるという考え方もできますが。
このような完全既修者でもなく完全未修者でもない私のような者は、「半既修者」と呼称されます。
私が入学した2004年度は、15人の2年コースの既修者が合格しました。男性13人、女性2人です。このうち男性の既修者が1人休学したために、現在は14人になっています。半既修者は10人で男性6人、女性4人でした。
一方、今年度は、既修認定を受けたのは3人です。男性2人、女性1人。
その代わり大量の半既修者が生まれることになり(正確な数は把握できませんでした)、我々2年生の講義にかなりの1年生が混ざって受講しています。
このように九大ローの既修認定が他のローと比べて厳しいのは、法科大学院は3年の教育システムが原則であるという九大ローの方針が大きいようです。
ちなみに既修認定試験の科目でもっとも厳しいのが刑事訴訟法です(笑)
ですから、とりあえず九大ローを志望されるのであれば、適性試験、小論文、面接対策をして、とにかく合格すること。
その後、既修認定試験を希望するのであれば、法律科目の勉強をすることになると思います。
既修認定試験の科目、問題等については公式HPに公開されているので、参考にしてください。
ではでは(^_-)
全体の合格者の概要については九大法科大学院の公式HPにあるので割愛させていただきます。
既修認定試験は合格発表後に希望者に対して行われます。
ちなみに私は第1期生ですが、既修認定試験での単位獲得数は20単位。憲法4単位、民法が8単位(2コマ)、刑法4単位、商法4単位でした。
既修認定試験で2年コースになるためには、24単位が必要です。つまり私は1科目分足りなかったわけですが、1年次は既修認定された科目については受講しなくていいわけです。というより原則的に受講できません。
ただ3年間で卒業に必要な単位は同じなので、普通にやっていくと3年次は、ほとんど講義がないことになります。ある意味、新司法試験対策の勉強に打ち込める時間の余裕が生まれるという考え方もできますが。
このような完全既修者でもなく完全未修者でもない私のような者は、「半既修者」と呼称されます。
私が入学した2004年度は、15人の2年コースの既修者が合格しました。男性13人、女性2人です。このうち男性の既修者が1人休学したために、現在は14人になっています。半既修者は10人で男性6人、女性4人でした。
一方、今年度は、既修認定を受けたのは3人です。男性2人、女性1人。
その代わり大量の半既修者が生まれることになり(正確な数は把握できませんでした)、我々2年生の講義にかなりの1年生が混ざって受講しています。
このように九大ローの既修認定が他のローと比べて厳しいのは、法科大学院は3年の教育システムが原則であるという九大ローの方針が大きいようです。
ちなみに既修認定試験の科目でもっとも厳しいのが刑事訴訟法です(笑)
ですから、とりあえず九大ローを志望されるのであれば、適性試験、小論文、面接対策をして、とにかく合格すること。
その後、既修認定試験を希望するのであれば、法律科目の勉強をすることになると思います。
既修認定試験の科目、問題等については公式HPに公開されているので、参考にしてください。
ではでは(^_-)
既修認定試験で2年コースになるためには、24単位が必要です。つまり私は1科目分足りなかったわけですが、1年次は既修認定された科目については受講しなくていいわけです。というより原則的に受講できません。
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お忙しい中、恐縮ですが質問があります。
上記に「原則的に受講できません」とありますが、制度設計上「例外」が許されているのでしょうか?それとも、ただ単に「もぐり」が可能という意味で「原則的に」という文言を使用しているのでしょうか?
可能な範囲で答えて頂ければ幸いです。
ハンドルネームとかは慣れていないので、とりあえず質問の「Q」ということで。。。
丁寧なご回答、本当にありがとうございました!!
いつもこちらから貴重な九大ロー情報を頂いております、のびたと申します。
ムウさんがされた小論対策、真似させてもらってますよ!目指すは合格!!!です。
さて、九大ローのHPを見たところでは、試験科目が八法?のようなのですが、これは始めから「半既修」狙いで、認定してほしい科目のみの選択受験が可能ということなのでしょうか?ロー入試においては見慣れない「国際関係?法」のようなものがあることに今頃気づいてかなり驚き、気になっています。
もしかしたら、説明会ではお話があっているかもしれないのですが、遠方に住んでいるため出席を見送ってしまいました・・・。何かご存知でしたら、ご回答をお願いします。
ご質問にお答えしますね。
さて、九大ローのHPを見たところでは、試験科目が八法?のようなのですが、これは始めから「半既修」狙いで、認定してほしい科目のみの選択受験が可能ということなのでしょうか?
<そうです。認定して欲しい科目のみの受験が可能です。後で更新記事を書くつもりですが、本日の教授会議で、既修認定された科目については聴講も不可となりましたので、半既修狙いならその辺りをよく考慮に入れた方がいいと思います。
ロー入試においては見慣れない「国際関係?法」のようなものがあることに今頃気づいてかなり驚き、気になっています。
<六法以外では、行政法と国際関係法がありますよね。国際関係法は、ローの講義では、国際公法と国際私法を合わせた科目です。ですから既修認定試験でも各1問づつが出題されるんじゃないかと思いますが、その辺は大学に確認するようにしてください。
では、また来てくださいね(^_-)受験対策以外の記事にもコメントくださると嬉しいです(^^)
ご紹介が遅れたのですが、私は、現在法学部生です。受験当初は2年コースに進学を希望していたのですが、私立を数校受験した結果、2年コースに入るにはまだまだ勉強不足であると痛感させられました。
新司に向けての長期的な勉強計画と九大の認定システムを考えると、今は、入試までに基本三法を固めて認定してもらえるレベルまで持っていく方が良いかもしれないですね。会社法は大改正がありますし・・・。残念なことに聴講もできなくなるようですし・・・。
何はともあれ、まずは小論試験を突破せねばならないので、今後は少し小論(英語)と法律科目への力のかけ方を変えてがんばってみます!
また来ますので、これからもどうぞよろしくお願いします。それでは。
半既修の正式名称?は「一部既修」といいます。
一部既修のメリットは、新司法試験直前となる3年次に講義がかなり少なくなり試験勉強に打ち込める点が挙げられると思います。
私も一部既修ですが、かなりゴタゴタがあった割には、来年度履修しなければならない科目数は5コマしかありません。
まあ、こういう戦略もあるということで(^_-)
やはり先のことを考えると、一部既修制度は大いに利用したいものです。
しかし・・・、今は小論第一です。一次試験がだんだん近づいてきてます・・・。既に緊張してしまっている小心者ですが、悔いの残らぬようがんばりたいです☆
それでは、また。