箱根駅伝

２日は４区途中から５区を見て
３日は６区から１０区までを見ました
東洋大が完全優勝　それは誰もが言う通り圧巻の走りでした

今朝は早くから彼らは某局のテレビスタジオにゲスト出演しておりました
そして選手の一人一人が口を揃えて言っていた言葉・・
昨年２１秒差で２位に甘んじた悔しさと仲間の為　襷を確実に繋ぐ為
故郷への恩返しをする為　等々ですが　
自分の為と言う選手は一人としておりませんでした
しかし　自分の為に頑張った事は紛れも無い筈ですが　自分の為だけであそこまで
頑張る事は出来ないとも思いながら見ておりました
何くそ！　と思う心と　仲間の足を引っ張る訳には行かないと思う責任感が
成せる業と思います
　　
余りにも凄過ぎて　いつの間にか２位以下の大学の選手達に目線は移っていました
中でも昨年優勝の早稲田の選手達　無念の４位
５区の最終ランナー　東京農大の津野選手　トップから遅れること４１分
９区の神奈川大　鈴木選手　繰り上げスタートをゼロ秒差で襷を渡す姿
ゴール前で２度の転倒　きっと意識は朦朧としていたでしょう
足がからみながらも転倒後に走った３秒　
どちらの選手も実はすごい選手なんだと思います
しかし　天は試練を与えるのです
本人の努力とか気持気持ちとか　全く関係無く与えてしまいます
でも彼らは与えられた試練を乗り越えて行くでしょう
弛まぬ努力と強い精神力で

これを我々は「運」とか「運命」とか言うのだと思いますが
その「運」を攫む為には重ねた努力と強い気持ちを持った者にしか訪れない事も
知っています

この世に「神」がいるとするなら　こんな酷い事が出来る訳が無い
「神」とは自らを磨く為の一つの道具だと思っております



と言いながら　諏訪大社です