あうりのPSO日記

ファンタシースターオンラインシリーズ。昨今PSO2が主体の中、リアルな事も含めてPSO人生を語る日記です。

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白昼夢

2006-11-04 10:49:29 | PSU物語
あれは、何時の事だったでしょうか…

モンスターミュージアムを開くにあたって、
エネミーの、部分採集に出かけていたときであった。

そう、場所は…
モトゥブの「修羅の谷」
此処のブロックは昼だと言うのに、狭く暗いところである。
修羅の谷とも言うよに、そうそう人が出入りできるところでも無く
ゆえに、未だに珍しい鉱物が採掘できる場所でもある。

人の出入りが少ない場所…
原生生物が、多く沸いているであろうポイントなのは確か。

その日も、
残り一つとなった、ラプティの一部である「ラプティ・シェル」を求めて、
邪魔なエネミーを討伐している時のことでした。

ブロック2、
ここは、かなり開けた場所であり、
当然エネミーが、次から次へと沸いてくる場所なので、とても疲れます。
大きく、2箇所に分かれたブロックであり、
見通しも良く、1箇所が終わって、少し休憩をとりました。

火炎放射器ヤロウこと、ヴァンダのラッシュ時に、
軽く焼けどを、負ったのです。
生身だと、とても耐えられる炎ではないのですが、
フォトン・シールドのお陰で大した事は有りません。
まったく、あの小さな身体の何処から、あんな炎が出てくるのやら…

そして、そっとフォトン包帯を巻きました…。

その後なんとなく空腹を覚えた胃に、軽く携帯食のペロリーメイトと、
コルトバジュースを流し込みました。

「ふぅ…」

一息付いて、座ってぼんやり景色を見ていました…

と、その時です、
なにやら、楽しげな音楽とともに、見慣れない水色の玉が近づいてくるではないですか?

「なんだろう?」と、何の抵抗もなく眺めていると、
やけに、かわいい風貌をした動物ではないですか!?
今しがた戦っていた、巨大なハリメズミや、
見るからに醜い、火炎放射器ヤロウと戦っていたせいか、
どこか、心を和ませてくれます…

「はて?どこかで、見覚えが…?」

「ちゃ、チャオ!?」

近づいてくるや、行き成り倒れこんで、
ダダをこねているような仕草をしたりするものですから、
 
「あぁ、かわいぃ~」などと思っていると、

行き成り、ズゴォォォーンッっと襲ってくるではないですか!

「あい、っててててぇー」 コンニャロメ、コンニャローッ

なんて事しやがる!
しかも、ギザギザの歯をむき出しにして、デカイ口で噛み付いてくるしまつ。

コレは、侮れない相手です。
疲れてはいたのですが、身構えてブラスターを取り出しました。
この時は、上級職のために、レンジャーをやっていたのです。
慣れない長銃ですが、威力は抜群です。

が、しかし、いざ戦おうとすると、
周りを囲んで、なにやら、首を横に曲げながら 「うきゅ~」 とか言っています。

コレじゃ戦闘意欲がわきません。
後ろから見ると。どう見てもチャオなのですが…

暫く向かってくる様子も無いので、ちょっと調べてみることにしました。

ピー、ガガガ…
「あっ、ミーナさん?」
「ちょいと、お聞きしますが」
「モトゥブで変な生き物と出合ったのですが、これなんですかね?」
先ほど撮った画像を転送させたので、確認を取ってもらいました。
暫く間があって、

「あれ?アウリットさん」
「何も写ってませんが?」

「へ!?」
そんなはずは無いのだが…
もう一度、転送ボタンを押し、再度確認を取っても同じ答えが!?
今時、転送ミスなんて、有り得無いはずなのだが…

「…ソレってどんな生き物ですか?」
なにやら、神妙な言い方をするミーアに、細かく説明しました。
そして説明を終えるや否や、
このような事を言ってきました。

「あぁ、とうとうアウリットさんも見たのですねぇ…」
なんだか、やけに哀れるような言い方をするじゃありませんか?


襲ってこなくなった、この生き物に近づきつつ
もう一度画像を撮ってみるが…

チャオと色味も、違うって言えば、違いますが…


なんだか、意味深な言い方をするミーアに、少々食って掛かりました、
「どう言う事なの!?」

「言えね^^;なんというか」
「ソレは幻らしいですよ…」

「なっ!何言ってんの!」
「さっきから、襲ってきてるし、今にも3方から、襲い掛かってきそうな…」
「…なのにぃ…」
いねぇよ…ォィ

キョロキョロ見回しても、あちこちの草陰にも居ません…
一体何処へ…

聞くところによると、日々SEEDに犯された原生生物と戦い、
戦い疲れたハンターが、稀に目にする珍獣だそうです。

見たものは、それなりに居るのですが、
何故か画像の転送には、景色しか写っておらず、
見たものの本人から言葉の報告しかないそうです…。
何時からか、何処の誰が言ったのかは分かりませんが。
そのエネミーの名は「ジャッゴ」とだけ…


戦い疲れたハンターが見る、真昼の夢幻…(ゆめまぼろし)

しかし、ハンターアウリットの足元には、「ジャッゴ・デルマ」なる物が落ちていました。

「これは、一体…」

しゃがみこんで、アイテムを手にするアウリット…


そのまま画面が大きくフェイドオーバー…
 
タタタ、タン、タ、ターン♪ タン… ←イメージ効果ミュージックはXファイルでお願いします。






この後、鉱山防衛を果たしたアウリットであったが、
また、何れ出会うことが有るであろうと予感するのであった…

「今日の夕日も眩しい…」
(………)


…そして物語はつづく。



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たまたまレアモンに遭遇したものなので、
ちょっとばかし、物語風にしてみました。

ラッピーラタン探しに忙しいので、なかなかモトゥブに足を運べませんが、
ハロウインイベントが終わり次第、また探しに行ってみたいと思います。

ちなみに、この時は3匹のジャッゴが出て、2個の「ジャッゴ・デルマ」を置いていきました。
どうせなら3個、置いて行きゃいいのに…
このアイテムは、3個揃えば、モニュメントを作る事が出来ます。
また、「ニアオン・マスタッシュ」なる☆7以上のレアも落とすようです。

このレアが出ないのは私らしいですな。フッ…orz