「お天道様に感謝して」 赤井川村石川農園から米農家便り

石川農園でのお米の栽培の様子や、赤井川村の出来事をお伝えします。
皆さんがおいしくお米を食べる事が出来ます様に。

昔の人

2011年04月20日 23時36分44秒 | 11年の事
先日?3月24日に春の地神祭がありました。





今年は地神祭の日は遅く、例年より春が遅いと言う事でしょうか?
今年神主さんに教えてもらった言葉。「奥津御年」。「おくつみとし」。と言う言葉。
昔の人は地神祭のときこの言葉を祈ってお祈りしたそうです。

どんな意味かと言うと
「奥」は究極。「奥(究極という意味)の細道」とかに使われている。
「津」は現在の「の」。「奥津(の)細道」。
「御」は尊敬語。
「年」は、なんと「米」という意味だそうです。

良く分かるのが、「年貢」という言葉。
年貢を納めるとい言う意味は。米を納めるという意味ですよね。
年を採る、という言葉も米は一年一回採れる物なので、昔の人は、年=米と表していたそうです。

合わせて。「奥津御年」(おくつみとし)。
「究極の米」!いい響きです!!
他に類を見ない究極の旨い米が育ちますようにと、昔の人はこの神地祭の日に地域の人たちが集まってお祈りしたそうです。

曲川区会では、この行事を大切にしています。今は米農家の戸数も14戸中4件と少なくなっていますが、皆で集まりこの日は水餃子を食べながら地域の話に盛り上がりました。今後更に農家の戸数が減るような事があっても、この行事は続けていけたらなーと思っています。



先日?ひさーしぶりに更新した日3月11日に、東日本大震災マグニチュウド9.0の大きな大きな地震がありました。

被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。
そして自分にとっても現在普通に暮らして入られる事に感謝し「物を大切にしなければ」という本当に当たり前のことに気付かされる日々を過ごす事となりました。なかなか上手く言葉に表す事ができませんが、自分が同じ立場になった事を考えると、地震・津波の自然災害に関しては「復興するぞ!」と皆でがんばる意欲が湧くと思えるのですが、原子力に頼ってしまった結果起きた放射線の被害には自分達が悪かったのか、管理する人が悪いのか、心の行き場が無く、切なーい気持になってしまうと思います。

物を大切にする事と、被災地の農業者に元気になってもらえるように、北海道の農業者としてできる事を行う。
そして被災地の人達を応援し続けたいと強く思います。





今年もがんばるぞーーーーーー!!!。



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« みなさんこんにちは | トップ | 太陽エネルギー »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当だ! (chief)
2011-04-22 16:45:28
ちちちちちゃんと更新してる~~~!!

今年も美味しい米期待してますよ。
返信する

コメントを投稿

11年の事」カテゴリの最新記事