「お天道様に感謝して」 赤井川村石川農園から米農家便り

石川農園でのお米の栽培の様子や、赤井川村の出来事をお伝えします。
皆さんがおいしくお米を食べる事が出来ます様に。

ワインの教科書

2008年11月26日 00時31分43秒 | 08年の事
先日、小樽で開かれたワイン会に参加させて頂ける機会ありました。



ワインなんてほとんど知らない僕が参加してもいいの?と思いつつ、嫁と二人で出席。
会場でいろいろ話を聞くと、ワインとお米は似ているロマンがあるらしい。
ワインは収穫されるブドウの品質によって味が左右され、産地やその年の気候の影響、ブドウを生産した農家さんによって味が変わるらしい。

「米と似ている」?そんな話を聞くとちょおと興味が湧いてきます!
僕もそうだが嫁までも・・・

今日の我が家の食卓・・・



教科書によると、肥沃な土地で作るブドウよりも貧弱な土地で作るブドウの方が根を強く張りうまいブドウができるらしい・・・。
礫質に富んだ土地の石川家。もしや旨いブドウができるのでは?!
なんだかブドウを作りたくなってしまいます。
「無理でしょ」ってみんな思うでしょ。
でも・・・
爺ちゃんの時代、石川家にはブドウ棚があったらしいのです!
父が幼少のころ余市川の堤防が決壊して棚が流される前までは!
その後田んぼになったらしい・・・。

爺ちゃんのブドウ+親父の米=Xこめっと

この方程式を俺に解くことはできるのか?!


なんだか又、ワクワクしてきました。


本日、赤ワイン2本目!  完

コメント (7)
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めざせ特別栽培

2008年11月23日 16時25分40秒 | 08年の事
3年前から秋に糠を振り、秋起こしをしている圃場があります。



目的は糠から発生する微生物で収穫後の稲藁を分解させる事。
春には発酵済の鶏糞を元肥として散布します。



有機質の肥料は分解するまでに時間がかかるので散布する加減が難しいです。
余計に散布するとお米は特に食味が低下するので、普通以上の窒素量を施肥することができません。

一年目 肥料の量-鶏糞160㌔+側条(化成肥料)20キロ  【10a当たり】
    姿-背が低く貧弱
    収穫量-他と比べて7割 トホホの結果

二年目 肥料の量-鶏糞160㌔+側条(有機質肥料)20キロ  【10a当たり】
    姿-茎数は少ないものの穂揃いはよかった。
    収穫量-他と比べて8割 来年に期待の結果

三年目の今年は?というと・・・



春、代掻きをしている時に気が付きました。
微生物が年を重ねる事に増えてきているのか、明らかに他の圃場と比べ藁の量が分解され少なくなっていました。又、代掻きすると昨年の根がちぎれ水に浮いてゴミになるのですがその量もかなり少ないのです。
そして、土が他の圃場はサラサラという感覚なのですが、糠の方はトロトロ。
なんだか良い感じでした。畑で言うとミミズが沢山いそうな土です。
生育中も他の圃場と大差なく、順調に籾が熟すことができました。

三年目 肥料の量-鶏糞160㌔+側条(化成肥料)20キロ  【10a当たり】
    姿-他の稲と大差ない様子。茎数は若干少ない。
    収穫量-他と比べて9割(早刈りだった事を考慮すると◎)

大満足の結果です。
味の方も他となんら変わりがありません。
むしろ今年の場合は一番先に刈り取りしているので、
整粒の中に活青が多く甘みがあり旨く感じます。
はたまたこれが有機質特有の甘みなのか?
とにかく愛情が他より多く注がれているので旨く感じます。

近い将来、赤井川村のお米も特別栽培(道の基準の50%以下、化学窒素量・農薬の成分回数)や有機栽培で生産されたものが求められる時がくるだろう。
そんな時生き残って行く為に・・・。

まだまだ雑草の処理の問題など、課題は沢山ありますが取り合えず合格。
来年も試験栽培のチャンスをゲットです。

ここで採れたななつぼしは自家販売用として使用しています。
9月20日~10月5日の販売と後は旨いので残してあります。
後半、来年の7月・8月の販売になると思います。

ではでは、又。



コメント (2)
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おひさしぶりです・・・・

2008年11月13日 21時17分44秒 | 10年の事
やっぱりお風呂の洗剤は黄色いマジックリンです。こめっとです。



突然、きたない足&kazu風でごめんなさい。

余りにブログを更新していないと、なかなか書けなくて・・・ゆるしてください・・・


さてさて気を取り直していきましょう!


先日3日間程独身生活を満喫していました。

そんなこめっとが何を考えていたかというと、

冬の雪明かりの道に作る【ベーコン丼】!


以前ぽっくる君と試作していたのですが、その時の反省点を修正。

反省点 1 ブロックの端を使用していたので固い
    2 汁が脂っこくなりすぎる

そして修正した、一日目の晩御飯がこれ!



更に反省点 1 汁が少ない
      2 キャベツが食べずらい

そして、二日目の晩御飯!



これ、完璧です!学生時代から数々の創作丼を作ってきたコメット。歴代のトップともいえるうまさ、完成度。

レシピはこちら、

材料 ベーコンスライス(ぽっくるベーコン) 適量
   キャベツの千切り(eijiのキャベツ) 適量
   米(こめっとの米)大量   配合=きらら50:ほしのゆめ50
   
   たれ ニンニク(赤井川産) ほんの少々 
      赤ワイン3:酒1:砂糖1:醤油1

単作り方 
   
   ベーコンをフライパンでニンニク入れて軽く炒める。 
   たれの調味料を混ぜ合わせたあとフライパンへ。
   アルコールが飛べば完成

   キャベツの千切りを茶碗の下に、そしてごはん、そして又キャベツの千切り
   ベーコンをどばっと乗せて、お好みで粉チーズを。


 

 下にひくキャベツが非常に良いです。たれとごはんと上手にからみ、うまさ倍増です。

 赤井川村の食材90%?で作る【ベーコン丼】! 

 小樽雪明りの道 採用なるか?!


三日目の晩御飯。

あれれ?まったく記憶にございません。

・・・・。


 
 
 
   
コメント (9)
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