猫目小僧

2008-06-28 14:26:38 | 小説
僕は妖怪と人間との間に生まれた・・・



この世に潜む妖怪の魔の手から人々を守る為に、生まれて来たんだ・・・・・




妖怪の父から闘いの術を、人間の母から人を愛する心を託されて・・・・・





僕はこの世に誕生したのだ・・・・・・









妖怪と人間が夫婦になる・・・・・そして子が生まれる・・・・・






良い様に言えば何て素敵で、神秘的な出会い・・・


悪いように言えば、決してあってはならない禁忌の関係・・・・・




僕はそんな夫婦のもとに、その2人の子として生まれた・・・・・





でも・・・・・・・・・











妖怪と人間の混血児など、一体誰がその存在を認めてくれようか・・・・・?









誰だって、気味悪がるだけだ・・・・・・











妖怪は人間を見下すし、人間は妖怪を恐れる・・・・・












僕は一体どちらなんだろう・・・?











僕は妖怪?それとも人間?








誰か教えて下さい・・・・・・









一体僕は、どっちなのですか・・・?












「貴方は、人間であり妖怪でもあるのよ」








・・・?誰・・?










「貴方の身体(なか)には、父さんの血と母さんの血が流れているのよ」












その声は・・母さん・・・?










「貴方は何者でもない、父さんと母さんの子。それだけなのよ」











母さん・・・・・













「貴方は父さんと母さんの愛の結晶なの、だからね何も変に思う事は無いの」













・・・・・・・母さん・・・・・・













ありがとう、母さん・・・・・








それを言ってくれて、何だかすっきりしたよ・・・










そうか、変に考える事は無かったんだ・・・






僕は、父さんと母さんの子・・・







2人の為に生まれて来た子・・・・・






世間的には認められないかもしれないけれど、それでも僕は一組の夫婦の子として生まれて来たんだ・・・











父さん・・・母さん・・・







ありがとう・・・・・








僕をこの世に誕生させてくれて・・・・・











貴方達がいてくれたから、今ここに僕がいる・・・・・











父さん母さん・・・本当に・・ありがとう・・・・・・










終わったーー!!今回もどうにか終われました。

今回は「猫目小僧」でやってみましたが、いかがでしたでしょうか?



「猫目小僧」は漫画とアニメでは、時代設定とキャラ設定は大きく異なります。
私はどちらかと言うとアニメ派なので、アニメをイメージして書いてみました。


アニメの猫目小僧は妖怪の父と、人間の母との間に生まれたという設定になっています。



言ってみれば、半妖(ハーフ)ですね。




今回の小説はそんな猫目小僧の、立場になって書いてみたんです。



半妖は妖怪からも人間からも気味悪がられますよね、猫目小僧もそうなんです。



妖怪からは「人間の血を引く、出来損ないだと」言う目で見られて、見下されます。



人間からは「妖怪の子」と言う目で見られて、化け物扱い。



でもそんな彼を受け入れてくれる、優しい人間たちもいます。




猫目小僧を見ていると、色んな妖怪やら人間が出て来て猫目小僧と係わり合いになるんですけど、彼は妖怪に苦しめられて困っている人達を助けているんです。




最終回で自分を生んだ実の母親と再会する所で、アニメは終了しましたが。


あのままの終わり方では、ちょっと物足りなかったので、「その後の猫目小僧」みたいな感じで、小説を考えてみました。




っと、それでは長々となりましたが、皆さんここまでのお付き合いありがとうございました。

またこんなのを書いてみました

2008-06-23 23:00:40 | 小説
前回小説とも言えぬようなお恥ずかしい小説を載せてしまいましたが、今回もまた書いてみました。前回のは特にこれと言って物語とか時代設定とか考えずに、書いてみましたが、今回は「ドラえもん」で言ってみようと思います。少し前にYouTubeで見つけた「大山のぶ代」さんの「ドラえもん」なんですけど、これが中々良いお話でして、つい小説を書いてみたくなるような、そんな内容だったんです。タイトルは「2人のしずかちゃん」と言うものでした。


では↓から始まります、まあ上手い出来とは言えませんが、読んで見て下さい。




「2人のしずかちゃん その後 しずかちゃん side」



ねえ・・のび太さん・・・覚えているかしら?


あの時のび太さんが言ったあの言葉・・・・・



「しずかちゃん、僕の事好き?!?」





突然あんな事を言われて、思わずあの時はどう答えたら良いのか分からなかったわ・・・・・



私はすぐには返事が出来なかったけれど、私の分身は・・


「えええーー?!あんたこいつの事が好きなの!?!」


と言ったわね・・・



あのセリフは、私と分身を見分ける為に言ったんだと思うけど、でもね私正直ちょっと嬉しかったわ・・・



だってまさかとっさの事とは言え、「僕の事好き?!?」なんて言うんだもの・・



貴方は決してハンサムじゃないし、頭が良いわけでもないし、宿題もよく忘れるし、遅刻もするし運動神経も鈍いし、ドラちゃんに頼って道具を出してもらっているけれど・・・



でもね、そんなのび太さんにしかない良い所もあるのよ、何だと思う?




のび太さんにしかない、良い所・・それはね・・・・・






貴方の、頑張ろうとする努力よ・・・・











貴方の努力は本当に凄いと思うわ・・・









のび太さんの努力は素敵よ、私大好きなのよ・・・






いつも虐められてその度にドラちゃんの道具に頼っているけれど、時には道具に頼らずに自分の力で頑張ろうとする、そんな時ののび太さんの勇気が努力が私は好きなの・・・








ねえ・・のび太さん・・・・・









あの時はすぐに返事が出来なかったけれど、あと何年かして大きくなったら、今度は私から言っても良いかしら・・・・・?









「私は野比 のび太さんが、好きです・・・」と・・・・・













お、終わったーーーーーー!!!!!何とか終わる事が出来ました。


ええっとですね、これを読んで「2人のしずかちゃん」を知らない、見た事がないと言う方へ。

簡単にあらすじを説明すると、こんな感じです。

ある日、学校からの帰り道しずかちゃんと、のび太君は家に帰ったらデパートでしずかちゃんの、ポシェットと服を買いに行くと言う約束をします。

所が運の悪い事に、しずかちゃんと分かれてすぐに、ジャイアンとスネ夫に呼び止められ、一緒にスネ夫の家でゲームをするようにと言われてしまいます。


困ったのび太君は、ドラえもんに何とかしてもらおうと急いで家に帰ります。すると家から勢いよくドラえもんが飛び出してきたかと思うと、その後にもう1人のドラえもんが、飛び出してきて、前を走っているドラえもんを追いかけていました。


ドラえもんはもう1人のドラえもんは自分の道具で作り出した、分身だと答えます。それを聞いたのび太君は早速自分も分身を作って、分身はジャイアン達の所に行かせ、自分はしずかちゃんと買い物に出かけます。



っとまあこう言った感じですね、簡単に言えば。これ以上喋ってしまうと、ネタバレになってしまいますので。(いや、すでにもうネタバレかも・・)



これの続きが知りたい方は是非You Tube で「2人のしずかちゃん」と、検索してみて下さい。


「ドラえもんなんて、幼児向けのアニメじゃないかバカバカしい!! 」なんて思っていらっしゃる方も、是非1度騙されたと思って見て見て下さい。



本当に、損は無いと思いますよ。

それではここまでのお付き合い、どうも有り難うございました。













父の日

2008-06-15 22:18:52 | 日記
ようやく今日の仕事もひと段落したと思ったら、明日の仕事は午後2時から来てくれとの事でした、ハア~~でもまあ良いか。
っと今日は父の日なんですよねえ、生憎と仕事の忙しさから何もしてあげる事が出来ませんでした、残念です。母の日は何とかケーキくらいは買って、お祝いしたんですけど、今回は本当に何もしてあげる事が出来ませんでした。

でも日にちがずれてしまうけど、また違う日にでもお祝いしてあげようかな?
それでは今夜はこの辺で、短いけれど皆さんお休みなさい!!

こんなのを書いてみました

2008-06-10 21:56:10 | 小説
5月の終わりごろに「小説書いてみようかな」と言いましたが、あれから色々考えた挙句、決して対した作品(?)ではないのですがこんなのが書けました。まあ上手いと言うほどのものではありませんが、暇つぶしだと思って読んで見て下さい。タイトルは「闇」です。



闇が来る・・・・・

本当の闇が来る・・・・・・・・




真っ暗な真っ暗な闇が来る・・・・・・



深海よりも、樹海よりも・・・・・



どんな黒にも負けないくらいの大きな大きな深い闇・・・




さあ・・・・・よい子は寝る時間だよ・・・・・




闇は・・我ら妖怪の時間だからね・・・・・・




ほら・・・お休みなさい・・・・・よい子達・・・・・



決して目を開けてはいけないよ・・・・・




夜は妖怪(われら)の時間帯だから・・・・・・



人間は、皆・・・・・眠れ・・・・・


朝とお昼は人間の時間・・・・・




でも夕方と夜は、妖怪(われら)の時間だよ・・・・・





決して朝まで目を覚ましてはいけないよ・・・・・・・



何も見てはいけないよ・・・





だってほら・・窓の外には・・・・・・





深い闇と妖怪(われら)が集い・・・・・・





意気のいい・・・・・・



















人間達を・・・・・狙っているのさ・・・・・・・







で、出来た~~~~~~・・・!!何とか出来ました、ウヒャッーーーー!!!書いていてすっごく恥ずかしいーーーーー!!><
こ、こんな下手っぴなものをブログに書いて、皆さんに読んでもらおうなんて・・


本当に顔から火が出るくらいお恥ずかしいです・・>○<
まあ本当にさっきも言いましたが、暇つぶしだと思って読んで見て下さいな。
え?これ一体何の話かって?
う~~ん、・・・・・特にこれと言って、決まっていません。

まあしいて言えば「ゲゲゲの鬼太郎」、あるいは「妖怪伝猫目小僧」の世界観だと思って、読んでみてくれれば幸いです。
それではここまでのお付き合い、どうも有り難うございました。