barayuka雑記

時々立ち寄る場所

大嫌い

2018-07-10 20:49:58 | 断片
大嫌いって言う

目をそらすあなたに大嫌い

何も言ってくれなかったあなたに大嫌い

助けてくれなかったあなたに大嫌い

会いたいあなたに大嫌い

そこにいてほしくて今会えないから大嫌い

拒絶されるのが怖いから大嫌い

二度と傷つきたくないから大嫌い

大好きなあなたが大嫌い
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シュークリーム(俯く顔②)

2018-07-10 10:15:27 | 断片
歪んだ私の心があなたにそんな顔をさせる。だから私はその反応に存在意義を見出してしまったということでいいだろうか?

シュークリームが潰れて、中のクリームがはみ出してしまって、潰れてもシュークリームだけど、潰れた人は、社会では潰れたシュークリームほども愛されない。潰れても、そこに私がいるんだと信じる私は、あなたに潰れた私しか見せられない。

一方で、シュークリームたる誇りが、あの人から自分自身を遠ざけようとするの。あなたの前にいるならせめて完璧に綺麗に膨らんでラッピングされた、完璧なシュークリームでいたいのだ。

私があなたから得た優しさは、私に向けられた痛々しい眼差しだった。

シュークリーム工場では出荷の出来ないシュークリームとされた私はあなたを憎むけど、決して嫌いになれなかった。私自身がどこかで私は完璧なシュークリームではないとわかっているから。
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俯く顔

2018-07-10 09:45:29 | 断片
自分の中に、あの人の俯く顔のイメージがあって、何度も思い出してしまう。

なんでこっちを見てくれないんだろうとか、どんな気持ちなんだろうとか、何の痛みを感じてるんだろうとか、どっちかいうと支配欲で、声をかけてもらえるような魅力もない力もない、そういう自分に対する苛立ちとか、傷つきとか、憎しみとか。

憎しみと、あの人の俯く顔はきっとセットで、力づくで話させても意味なんかないのに、私が感じるの磁力ほどそういうものが、何か必要な気がして、自分の中から消せない。

繊細さが好き。

わがままとか、子供みたいなことを言って困らせたい。賢いあなたにわかりましたって軽くいなされるだけでもそれでもいいから。

触れなくてもいいから、そう言ってほしい。

馬鹿な私に、最低限の返事や反応をしてほしい。

使い潰してなくなってしまわないように、私は用事がない限り、あなたには決して話しかけないから。
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ふと思い出したこと

2018-02-12 22:57:20 | 断片
大学時代の同級生のことをふと思い出した。

ある授業で席が前後だったこともあり、友達が欲しかった私が振り返って声をかけたんだと記憶している。

個性的な、というか、強い自分のこだわりを持っていて、着る服の質や色彩やディテールはいつも独特のセンスで選ばれたものだった。

流行りの体形でみんなと同じ、というタイプではなかった。

絵が好きで、イラストを書いていて、卒業後はポストカードにして展示をしたり、色んな活動をしてた。

私にはそういう好きなことや得意なことがない、ぼんやりした存在感の人間だったので、彼女のそういうところは自分にはない、憧れる部分だった。

私は中退し、彼女は卒業し、私はフリーターに、彼女は派遣で何度かは転々としていて、それなりに悩んだり紆余曲折していた。時々あって、お茶を飲んでお互いの近況を話していた。

でも、今になって思うと、彼女の中での私って、きっと私が思ってたような関係じゃなかったんだろうなということ。

どこか海外にいく、ときいたのを最後、連絡がこなくなった。

今彼女がどうしてるのか知らない。
会ってお茶するときは楽しかったし、お互いの頑張りをたたえあったりしてた。恋愛の話をきくこともあった。けど、それは表面的なもので、私は彼女が何をしていたのか、本当には理解していなくて、私の方がずっとのんびりと生きてたのかもしれないと思う。

引き出しには彼女にもらったポストカードがまだあると思う。

彼女に時々、「bara! ひとはみんなもっと適当にいきてるんやで!」と時々言われたことを覚えている
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とある記憶

2017-12-07 20:13:15 | 断片
脱がされるために着るんだ、と思った。
珍しくワンピースを着た日。
この人にとって、私はなんなんだろうと思っていた。思っていたのに、黙って受け入れていた。
この人は何が嬉しく、私の何がわかってるというのだろう、と、今の私なら思う。
当時も思っていたのだ。
別に、私じゃなくてもよかった。
あの人の妄想物語の出演者として、ご親切に自分を貸し出しただけ。
あの人がみてたのは本当に私だったのか。

手紙だけは、きっと私に向けられたものだった。
その人のその時の精一杯がこめられたもの。
なんでお前そんな人形みたいなんだ、と悲しそうに言ったときも。
私はなんなのか、いまだに、今の方が、よっぽどわからない。



初めて古いジャズバーに連れていってもらった時だった。
私なりに、この人の隣にいる人として相応しいように、と思ったのだ。

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