大切なものは言葉にしない
少し眺めて、振り返って、その場を離れる
そこにあるのがなんだったのか、言葉を忘れてしまったことに気づいて、そっと離れた
名前は覚えてるし、記憶もきっと覚えているだろう。どうでもいいことは忘れる。
これは儀式のようなもので、何度も同じものを繰り返して確認してるだけ。
選択だけを覚えてる。鮮やかに思い出すことはもう出来ないのか。
そこに記憶があることはわかっているのに、それすらやっつけ仕事になるのが嫌だからあまり中身は見ない。
覚えているのは心の姿勢で、いつかのために持っているなら、私はいまだに何かを待ってるんだろうかと切なくなってしまった。
いつまでも、誰かと約束をできる心境を持っていたい。
そうでなければ、次の日には忘れてしまうなんて、あまりにも虚しいじゃないか。
私はそうやって生き延びた。
私のために言葉にしてあげよう。
たまには報われないと、辛くなってしまうからね。
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