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無教会全国集会2013

2013年度 無教会全国集会ブログ

閉会挨拶

2014-01-01 14:53:45 | 閉会挨拶

小舘 美彦

 無教会とは何かという問いかけが感想で出ましたので、無教会とは何かということについて私の考えを三つ述べさせていただき、閉会の辞とさせていただきます。
無教会とは何か。それはイエス・キリストのみということであります。発題で宮田姉が言われた通り、そこには監督もいない、牧師もいない、伝道師もいない、先生もいない、洗礼もない、聖餐式もない、教会もない。ただイエス・キリストあり、イエス・キリストを愛する心あり、聖書を読みたいという心あり、ただそれのみ。これが無教会の紛れもない本質であると思います。
 ここから素晴らしい特徴が出てくる。それは自由ということです。イエス・キリストのみということはイエス・キリスト以外にはより頼まないことであり、イエス・キリスト以外には支配されないということです。お金にも、権力にも、暴力にも、知識にも、組織にも、地位にも頼らない。それゆえに一切のものに支配されない。キリスト以外の一切のものに支配されない自由、これこそ無教会について第二に挙げるべき特質です。
 そしてこの自由ということからはさらにもう一つ素晴らしい特質が出てくる。それは多様性ということです。教会からこの全国集会に参加した若者が昨夜の話し合いこう言っていました。「無教会には何か違和感を感じる。」なぜ違和感を感じるのかについて話し合っていくとその理由の一つはこういうことでした。「教会ではみんな一つの同じ信仰を持ち、信仰について同じ考え方をする。ところがここではみんながそれぞれに違ったことを言う。みんながそれぞれに違った信仰を持っているかのようだ。」つまり彼は無教会のキリスト者の間に生じる多様性に違和感を感じていたのでした。しかし私は、この多様性こそ実に貴いものであると思うのです。みんながそれぞれに異なる信仰の形を持っていることこそ実に貴いことであると思うのです。
 もちろんこれは全然自由であっていい、全然バラバラであってよいということではありません。イエス・キリストに支配されるというこの一点では一致しているはずのものであります。この一点においては同じ信仰であるはずです。にもかかわらず、そこから自由が生じ、多様性が生じる、ここが実に貴いと思うのです。
 イエス・キリストのみに支配されることによって一致を見出しつつも、自由であり、多様でることができる、これは何と素晴らしい恵みでしょうか。この素晴らしい恵みを享受できることこそ無教会キリスト者の最高の喜びであります。そしてこの素晴らしい恵みを最もよく体現するものこそはこの無教会全国集会なのです。ここに来れば私たちはキリストのもとにある一致と、自由と、多様性に直に触れることができる。
 ですから、みなさん、この素晴らしい全国集会の運営にこれからもどうぞご協力ください。そして積極的にご参加ください。