麻雀(マージャン)で「七対子(チートイツ)」とよばれる役がある。手持ちの「牌」を2個2個でそろえていき、ゴールは7組14個で仕上げとなる役であるが、この役の特徴は「手堅い」・「攻撃力に優れる」・「直感こそ武器」という点である。
参考url:http://f13.aaa.livedoor.jp/~mugen/ma-jang/page6.php
今、ボクのアジングは、この「手堅いアジング」、「七対子アジング」にシフトしつつある。確かに「尺アジ」を狙ったした新規開拓、パノラマワールドもいいだろう。しかし、釣れなくては意味がないのもアジングである。特に冬期の新規開拓は、環境的な問題があるw。
また、朝の4時、5時、6時迄のネバリングは人生という貴重な時間のロストに繋がりかねないw。そこで提案したいのが・・・
七対子アジング
用意するワームだが、ほぼチャート系とクリア系にまとめている。ただしガルプワームに関してはその限りではないw。
・使用ロッド
動のアジングから静のアジングを交互に行う為、感度重視のロッドよりもある程度「ペロンペロン」感があった方が良いw。
・使用キャロ
前記事で紹介した沼キャロプロトの使用を推奨
(Mキャロも可能、ただし水圧の影響で発砲スチロールが縮み、物質密度が連釣ごとに異なる可能性があるので注意。沼キャロは「片栗粉」を使用しているので連釣で、内部成分の密度が縮むことはまずない)
瞬間接着剤で海水が入らないように3回程度の補強があった方がよい。瞬間接着剤はアロンアルファの釣り用を推奨。瞬間接着剤はがし専用液も必須といえる。作ってみて、その沈降速度に驚く事なかれ。
サルカン
上写真のサルカンの尖っている方がジグヘッド側・丸みのある方をキャロ側として使用している。メリットは、「上顎フッキング率上昇」を思い浮かべる方が多いかもしれないが、実際に使ってみるとそうではない。。(私も最初はそれが狙いで購入しました)
言葉で表現しにくいけど「ファイト中のアジブレの減少」。ゆえにファイト中のバラシもへった。とにかくアジをまっ直ぐさせやすい、ラインテンションを張ると左右に暴れていたアジがおとなしく水平姿勢になるのである。なので引っこ抜きも楽になった♪。興味から買ったサルカンだったけど、思わぬ効果がありお買い得感満点です。また、上顎フッキング率が90パーセント台のダイワの「月の鏃(やじり)」との相性もよいと思います。他にこまかい点でメリットも多いですが、先ずはお試しあれ♪
(^○^<イメージ張付け予定
カポコン流アジング・チートイ理論
初心者に難しいのが、「フォールの釣り」だろう(といはいえ、アジング初めて君は対象外ですがw)。
「静の釣り」である「ドリフト」は、リトリーブスピード、ワームの走行スピードを覚えて、それを潮の流れと同調させるようなリグを完成させる事に集約された釣りである。それに対し、フォールの釣りは完全に玄人思考の釣りなのです。
レオン先生からこの「フォールのアジング」が聞かれないのが、やっぱりガルパー頼みなのかといつも残念に思います、でもこの道の教祖様なので、いつも崇めてますよ。信者ですからw。
要は、エサ(ワーム)を落として、どれくらいのタイミングでアジがエサに、バイトするのかを身体で覚えている必要があり、そうです、フリーフォールのタイミングの刹那に「ジャーク」を入れるということは・・・つまり・・・・
ゴッドフッキング(神アワセ) の釣りなのです。
ゆえに、フリーフォール~ジャークの釣りでは、「アタリ」はない ですw。
前回、肝心な事を言い忘れていたように思っていましたが、やっぱり言って無かったのねm( )m。ごめんなさい。でもこのフォールの釣り・・・
脳汁ブッパするぐらいの面白さがありますw
「アレ?これぐらいか?」と思いながら、フリーフォール~ジャークを繰り返し、ジャーグーで、「うぉ乗った!俺っスゲー!」って思うのは快感ですよ!
更に、これが分からずナチュドリのみでしか釣ろうとしない人が、隣でナチュドリで釣れない様(さま)を見るのも実は、カ・イ・カ・ンです。ボクはこのフォールの釣りを理解せずにしてアジングの何を理解してるのか?と思っていたりもするぐらいです。
ナチュラルドリフトの釣りは「前アタリ」をとらえる事のみに終結している釣りに対し、この「フォールの釣り」は「アジのエサを食べるタイミング」を身体で覚え、その経験則で「空アワセ」を入れ(ジャークして)、「アジのビクビクビク」が竿から伝わるあの快感・・・一度、味わうと病みつきになる面白さがありますよ。
というか、自分も尺よりも最近、このフォールの釣りを極めたくなっております。
2チャンのウンコ達も含め、皆さん、アジング=ナチュラルドリフトって決めつけていないですか?逆にナチュドリしかしていない人ってアジングの楽しみが半減してると思いますよw細かい点についても、知っている限り説明しましょう。
フリーフォール~ジャークのジャーク幅は、潮位によって若干違うように思います。あとベイトによってもね。
(大事なのはベイトが潮位に対し、どのくらい抵抗し、泳いでいるかを脳内イメージする事、ベイトの抵抗長=ジャーク幅となる点)。
潮位が低い場合は、小さなジャークとなりますが潮位が大きい場合は、大きなジャークとなります。時にはジギングか?エギングか?と見間違えられる程の大ジャークが効果がある時もありますw。
このアクションにスレて、次に、ナチュラルドリフトで食わせるのが七対子アジングですw。
アジは大脳皮質があまり発達していませんが、一度「危険」と学習されたものは、嗅覚等に頼らない限り、そう簡単に食いつかない事はよくご存知だと思います。更に、大型ほど、この手の学習能力が高くスレやすく、嗅覚を意識させた釣りでゲットしにくくなるのはこのため。同じワームでのサイズ狙いは厳しくなりがちです。
しかし、フリーフォール~ジャーク→ナチュラルドリフトのようにアクションが極端に違うと場合は、「スレていたアクションを、アジが忘却してしまうのでは?」と個人的な仮説を立てています。
余談ですが、フリーフォール~ジャークというアクションは、アジの視点で見ると「大きな刺激」だと思いませんか?この刺激が強すぎるため「スレていたはずのナチュラルドリフトのアクションをアジが忘れてしまい、フリーフォール→ジャークのアクションがスレ(学習し)、結果、ナチュラルドリフトにバイトする」というのが・・・
「カポコン流チートイ・アジング理論」
の真の狙いです。
そのため、同じワームで2匹の釣果を約束させる釣り方として、「手堅いアジング」、ニコニコ釣法ならぬ、チートイツ理論アジングと命名しました。同じワームで2匹ずつ、しかも、サイズダウンどころかサイズアップまでします。これが面白いのです。
医学的な裏づけはさておき、この2組のアクションと、手持ちのワーム替えを駆使して飽きないアジング、手堅いアジングを確立する事。これが面白いのです。
最後に最近、他のブログとかでもよく自分の使用しているワームを紹介しているのが流行っているみたいなのでw、特別なものは使用してませんが、自分もザラっと紹介しときましょうかね・・・。
チャート系ワームのお気に入り、これぐらい薄いグリーンがベスト。アジは緑・青の錐体細胞が多いとの事なので、そこの識別は良いのでしょう。
チャート力(ボカシ力):☆☆☆
クリア力(コントラスト力):☆☆☆
ナチュラルドリフト力:☆☆☆☆
微震動力:☆☆
臭い:☆☆
素材の耐久性:じゃっかんモロイ
値段:高め
私もお気に入りのカンサシワーム。素材が丈夫なので何度でも使う。ジャークでもナチュドリもなんでもこなす優れもの。ただし最初は、その良さが初心者には分かり辛いところがあるのは難点。
チャート力:ー(人気はクリア)
クリア力:☆☆☆☆
ナチュラルドリフト力:☆☆☆☆
微振動力:☆☆☆☆
臭い:☆
素材の耐久性:非常に高い
価格:普通
あのフックメーカーから登場したマイクロワーム。七対子理論にとって「ドラ牌」に当たる「牌」で、強烈なのは臭いである。独自性のある臭いなのでガルプワームで食いが悪い時に密かな起爆剤となる可能性がある。
チャート力:(人気はクリア)
クリア力:☆☆
ナチュラルドリフト力:☆☆☆
微振動力:☆☆
臭い:☆☆☆☆
素材耐久性:普通
価格:安い
レインのアジキャロスワンプ。ガルプワームの隣で使用してもそん色なかったと言われるワーム。素材の強さに若干の陰りが出始めたが、信頼できる性能は健在。
チャート力:(クリア系が人気)
クリア力:☆☆☆
ナチュラルドリフト力:☆☆☆☆
微震動力:☆☆
臭い:☆☆☆
耐久度:普通(初期バージョンと素材が異なる可能性有)
価格:少し高い
メロンクリーム系のカラーが良かったように思うけど、今は持ち合わせていないのでこの画像で勘弁。
チャート力:☆☆☆☆
クリア力:メロンクリーム系はほぼ皆無
ナチュラルドリフト力:☆☆
微震動力:☆☆☆☆
臭い:☆☆☆
耐久度:普通
価格:少し高め
キモは悪魔でも、広島の言う「フォールの釣り」にある事をお忘れなく!逆に、ナチュラルドリフトでしかアジを掛けた事がない人は、ウキでの一本釣りをオススメします。赤汁も必要なんですが、ウキがピッと沈むタイミングを覚えるのは面白いですし、アジの食うタイミングを学習するにはこれが一番ですww。
まとめの言葉ですが、私は今のアジングは、アジを狙った様々な釣りの集大成と考えています。少しでも他の人と違う事をし、背後にあるアジの様々な釣り方を覚える事でより深みのあるアジングに到達できます。
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造語 | 意味 |
チートイ・アジング | フリーフォール~ジャーク→ナチュラルドリフト→ワーム交換を繰り返し、2匹ずつ釣り上げていく事。 |
チートイ・ループ | チートイ・アジングが上手く周りだし、ループ状に釣れ続く事。ニコニコサイクルという別名もある。 |
トップ・オブ・アジング | 現在、考案中のアジング一派。 |
沼キャロ・レッドリーフ | カポコンによって考案中のキャロ。市場にあるどのキャロも持ち合わせていない能力を備えている。 |
カポコン | 2chのアーケード板、プログラミング界などに主な軌跡が残されている。しかし、その素性は一切のベールに包まれている。 |
あの「めばるing」のレオン先生も使用しているガルプワーム。これの入れ物は↓コレだ!
nalgene(ナルゲン) 広口丸形ボトル60ml 90502
nalgene(ナルゲン) 広口ジャー30ml 90511
広島コミュニケーションpart6 "&" アジング初心者スレ