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写絵電脳生物

えせIT系の関わる色々な事

いつのまにやら子吹き

2008-07-14 14:04:10 | 多肉植物
春から夏に移行するにあたって、水遣り、日照などの都合から、鉢の配置換えを行いました。

そんな中、ふと見ると、ハウォルチアだとかが、いくつか子吹きしていました。

ハウォルチア属などは多肉植物趣味家には現在人気が高いですが、私はいまいち興味が薄く、いくつか持ってはいるのですが、育て方も、私がメインで育てている連中に合わせてしまっているので、今世間で一般的とされている育て方のように優しくなく、どちらかというと、いわゆる「焼き作り」に近いぐらいなのではと思います。

それでも今年は去年に比べると水をあげている方だからでしょうか、たぶんそれで子を吹き出したのだと思います。





臥牛 Gasteria armstrongii



臥牛は以前にも子をとったのですが、非常に成長が遅いです。
だものですから、親株を圧迫するようになるまでは、ちょっと脛をかじらせておこうかな?と今のところは思っております。





大型オブツーサ Haworthia obtusa var.

私がもうちょっとマメに世話をしてあげれば、もっと瑞々しく美しい姿になるのでしょうが、いまいちススケたカンジですね(^^;



これはどうしようかなぁ…
秋の植替えの時に外してしまうかな。





京の華錦 Haworthia cymbiformis var. angustata f.variegata

祝宴錦 Haworthia turgida f. variegata

これはあからさまに水足りねーってカンジの姿ですね(^^;



吹いてる子は、色々表情があって面白いですね。
斑が入りすぎで単独では育たなそうなのもいますが。
これも秋の植替えの時に要観察という事にしておきます。


※この株をHaworthia cymbiformis var. angustata f.variegataとして紹介しましたが、男爵様より、Haworthia turgida f. variegataではないかとのご指摘をいただき、訂正させていただきます。
誤情報発信申し訳ありません&男爵様、ありがとうございました。






白蝶 Haworthia fasciata f. variegata



この株は長く育てているように思うのですが、子を吹き出したのははじめてかも。
これは群生させても良いかな。





大型十二の巻 Haworthia fasciata var.

これは、葉が悪いところだとかをむいたりしたら、こんな事になってしまったものです ^^;



本体は切り戻して挿して、子株も外してすればきれいになるのでしょうが、これはま、これで良いかな、と。
本体がどうにもならなくなったらあきらめて切り戻そうかな、と。


以上。

秋の植替えも何気にたくさんあるなぁ…

グランカクタスガーデン

2008-07-08 16:23:40 | 多肉植物
千葉に新しくできたグランカクタスガーデンの温室へと行って来ました。

【地図】の、しまむらの斜め向かい辺りです。
しまむらはもう潰れてしまっていましたが ^^;

日本カクタス企画社の関連のようです。

練馬区の我が家からは、車でちょうど70kmぐらいありました。
ちょっと遠い。


温室は2棟あり、かなりの鉢数がありました。

ハウォルチアだとかが多いかな?という気もしましたが、ま、それでも私のようなものでも楽しめる物もたくさんありました。

温室の暑さにぐずる娘を抱えてなだめつつの物色だったので、本当は温室内の写真だとかを撮ってきたかったのですが、うまくいきませんでした。

検索してみたら、「ちかっぺガーデン」さんの、「・:*:・行ってきたよグランカクタス(*´艸`)・:*:・ 」という記事に、温室内の写真が紹介されていました。



さて、写真は撮ってこなかったくせに、ちゃっかりいくつか購入はしてきました w

というわけで、今回の戦利品。





イポメア・オエノセラエ Ipomoea oenotherae

ずっと憧れていたイポメア。

私の本当の憧れのイポメアはホルビーというもので、今回この温室にも置かれていたのですが、とても気軽に手出し出来る値段では無く(^^;
他のイポメアも、手を出した事の無いグループに初挑戦として選択するには、ちょっと手が出ないカンジでした。
そんな中、このオエノセラエはなんとか挑戦しても良いかな、という値段だったので、悩んだ末に購入、といったカンジで(^^;;

イポメアは、アサガオと同属です。
もっと言ってしまえば、サツマイモとも同属(^^;
そんなカンジの花を咲かせてくれるようです。

典型的な夏型だという事なので、秋ぐらいまでは、気にせず育てられるのかなぁと思っております。





プセウドリトス・スファエリクム Pseudolithos sphaericum

読み方的にはシュードリトスの方が正しいかもしれません。
いらないのに、安さにつられてついつい購入(^^;





精巧丸 Pelecyphora aselliformis

刺が変わったサボテン。
この刺が虫みたいで妻は苦手だとの事 ^^;

花も美しいそうで、成長は遅く、根が丈夫ではないそうです。
乾燥気味に育てるといいみたい。
病害虫にも弱いそうです ^^;;





ラウシー Sulcorebutia rauschii

これも変わった雰囲気のサボテン。
以前育てていたのですが、ダメにしてしまったので再挑戦。







ブルゲリ Conophytum burgeri

お手ごろな子を見つけると、つい連れ帰ってしまうブルゲリ様 w
これ!という上手な育て方を模索中 (TдT





チレコドン・スカイフェリアヌス Tylecodon schaeferanus

夫婦で購入するかどうか迷った末に、私が買うと決めたのに、帰宅後、妻に取られたので(^^;
一枝だけわけてもらったもの。
塊根性らしいので、枝挿しじゃ塊根は出来ないんじゃないかなぁ。
クソゥ



あ、あとオベサの雄株も買ったのだけれど、写真撮り忘れております ^^;
ま、それはうちにある雌株とかけてみて、種でも採れたら改めて紹介するとしましょう。


以上。


また秋ぐらいにはメセンなんかも並ぶらしいので、その頃にでもまた覗きに来ようかなと思います。

夏休み じゃなくて 夏に休み

2008-07-07 00:00:55 | 多肉植物
サボテンを筆頭とする多肉植物は、暑いところに生息しているイメージが強いためか、夏に最盛期を迎えると思っている人が多いように思いますが、実際には、冬に休むものでも、極端な夏型以外は、盛夏には一息つくものが多く、冬型と呼ばれるものにいたっては、夏は完全休眠期間だったりします。

毎年、この冬型成長型種の、水をあげるのをいつやめるかを、迷ったりしてきたのですが、今年は6月ぐらいから成長が鈍ってきたので、その頃から徐々に水やりを減らし、




亀甲竜 Dioscorea elephantipes が落葉しきった7月の今、まだ出梅は宣言されていませんが、葉をつけているものは本日の給水を最後に、秋に成長の気配を見せてくれるまで断水を決意しました。


そんな、夏に休眠する連中の今をいくつか紹介。





ラツム Conophytum latum

コノフィツムはおおよそ全て、こんなカンジで古い皮膚を乾燥させ、その中に隠れております。
盛夏を越えれば、この古い皮膚を突き破って、瑞々しい新しい体を見せてくれるはずです。
それまで、蒸らして腐らせたりしないようにせねばです。
とはいえ、小型のコノフィツムは、盛夏を越えるまでに水切れを起こして消滅してしまう可能性もあるので、やばそうな時には、涼しそうな時を狙って水を少し足したりします。





オリーブ玉 Lithops olivaceae



大津絵 Lithops otzeniana

ラツムと同じメセンであるリトープス達は、春に早々脱皮をすませ、綺麗な姿で盛夏越え。

とはいえ、夏に強いわけではなく、ここから体内の水分に頼って、土はからからに乾燥させて過ごしてもらわなくてはなりません。





右 : 万物想 Tylecodon reticulatus

左 : ブッコルジアナ Tylecodon buchholziana



チレコドン・シミリス Tylecodon similis

チレコドン達は、私のはまだ元気そうなのですが、妻のチレコドンは落葉しているので、私もヘタに水をあげて腐らせるよりは良いかなと、休眠させる事を決意。
シミリスは私のお気に入り。
小さなよくわからない芋といった風体で購入したのに、こんなに頑張って生きてくれております。





アルストニー Anacampseros alstonii

これも蒸れには弱いと聞くので、とりあえず熱帯夜が過ぎるまでは水遣りは控えようかなぁ、と。





コンプトニアナ Haworthia comptoniana

ハウォルチアだとかも夏には弱いと言われていますが、だいたい、私の辛目の水遣りからすれば、別段意識するほどもないのでしょうが、一応夏は顔色を見ながらの水遣りになります。



暑いのは、人間もしんどいですから(^^;
気をつけていきましょう。

花…

2008-06-30 00:46:19 | 多肉植物
ユーフォルビア・デカリー Euphorbia decaryi が、開花しました。





(^^;

過去記事【小さい花シリーズ w】に続く花の紹介ですが、それにも増して、地味(^^;

デカリー、一応、「デッカリーちび花キリン」なんていう和名がついているように、花キリン類として扱われているようなのですが、この花で、花とか言われても…

いや、ダイソーなどでも売られているメジャーな花キリンであるミリィが、思えば改良されて、地味ながらのあの花らしい雰囲気になったのかもとも思う。

この花が、もうちょっと開いて、色づけば…うん、ミリィのような花になりそうな気がしなくも無い。

うん。

花を期待しているのでは無いので、別に良いのだ。


デカリーは、塊根性花キリン類と呼ばれるぐらいなので、たぶん塊根的な物を持っていると思うのだけれど、実はまだ、一度も植え替えていないので、どういった塊根を持っているかは知りません。
来春かな。
それを見るのは。


そんなトホホな栽培状況なのですが、デカリーばかり、種類は持っていたりするのです、私、なぜか。





これはノーマルなデカリー(なのだと思う)。





ワイドリーフとされているデカリー。





「千波デカリー」と呼ばれる物。
たぶん、葉の縮みが特徴的だからなのかなぁ、と。



…本当はね、今回の花シリーズは、バッテリーというサボテンが開花しそうで、それと一緒に紹介しようと思ったのだけれど、梅雨のせいでまるで花を開かず、このままではタイムリーな話題ではなくなってしまうなと、先行で紹介してしまおうと思っているわけです。
だから、地味な話題しかないわけです。
しかたない。

あまりにもさみしいので、もう1つ紹介。





士童 Frailea castanea

もこもこした毛みたいな物を頭につけております。
これは、花芽が開かずに、蕾の段階で、蕾の中で自家受粉して、そのまま鞘のような状態になっていると思っていただければわかりやすいかな、と。
手軽に種が採れて楽でいいのですが、花も見てみたいよなぁというのは、わがままなのでしょうか。

ともかく、去年、一昨年と士童は種を採り、蒔いて、育てているので、今年も順調に種を採れたらいいなぁと期待しております。


種と言えば、ぼちぼち豹紋も種が採れそうです。
これまた、士童と同じく自家受粉型なので、つまりクローンなので、分頭する豹紋にあって、種から育てる意味があるのか?という気持ちもありますが、まぁ、とりあえず適当にやってみようと思っております。

クールポコ的

2008-06-17 00:07:04 | 多肉植物
だいたいブログになんて、調子の良い株しか載せないものですが、育てているもの全てが調子が良いわけも無く、無論、悪いものもあるわけです。

今回、春星 Mammillaria humboldtii  の株元が腐れてきたので、これはまずいと対応する事に。





写真の左側、腐れがあがってきているように見えます。
触ってもプカプカ。
株全域に腐れが渡る前に、腐れた部分を切除し、生きている部分だけでも救出せねば!


というわけで、腐れている部分のちょっと上部からカッターで切除。
これでまだ上部に腐れが渡っていたら、もっと切除せねば…

と、切断面を見てみると、





根側も、株側も、綺麗な緑色。



…腐れていなかったわけです。
…プカプカしていたのは、刺が古かっただけなのです(たぶん)
…水やったらそこだけ黒くなったのも、刺が水をまきこんで、そう見えただけなのです。

…そう、腐ってなかったのです。
…つまり、切る必要なかったのです。



「多肉マニアを気取った男が、切らなくてもいいサボテンを、腐ってるって勘違いして切ってしまったんです。」

「なに~!?やっちまったな~!!」



トホホ

上は乾燥させて、さします。
下は、子株が吹く事を期待して、とっておきます。


いやはや、多肉に接しだして、おおよそ20年。

こんなミステイクをするとは (;_;)