面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

議論なき自民党には利権漁りの世襲議員しか残らない

2023-01-17 18:42:04 | 政治
私は新聞不買を呼び掛けている癖に我が家は読売新聞を購読している。父が新聞が好きで、認知症予防のためだ。本当に申し訳ないのだが。

読売新聞購読再開のお詫び - 面白く、そして下らない

その読売新聞や朝日新聞などには自民党や政府の動静が取り上げられることがある。あの決定に誰が関わっていたのか、キーマンは誰かなどが分かって面白いのだが、この頃は読売新聞を読むのが億劫で読んでいない。だから政界の動きもよく分からない。

しかし三橋貴明が防衛増税に反対が相次いだにも関わらず執行部がどのようにまとめてくれたか教えてくれた。

~~引用ここから~~
三橋貴明『岸田総理の「防衛税の議論を尽くした」の欺瞞』

三橋貴明『岸田総理の「防衛税の議論を尽くした」の欺瞞』

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しま…

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

 


自民党というか岸田内閣は、今回の防衛税議論において、政務調査会はもちろん、税制調査会ですら反対が相次いだにもかかわらず、最終的には税調総会で、
「長文の税制改正大綱をひたすら読み上げる」
 ことで議論の時間を費やし、反論を受け付けないまま決定いたしました。

 それにも関わらず、岸田総理大臣は、
「侃々諤々の議論を行った上で1つの結論をまとめていくのが、責任政党自民党の伝統。その伝統を背負った決定ができた」
 と、言ってのける。

 政府の「有識者会議」の時点から結論が決まっていたわけで、日本では政党政治あるいは民主政治が成り立たなくなっている現実をまざまざと見せつけてくれました。

(略)
~~引用ここまで~~


>最終的には税調総会で、
「長文の税制改正大綱をひたすら読み上げる」
ことで議論の時間を費やし、反論を受け付けないまま決定いたしました。

とは驚愕した。議論を封じ込めたのだ。

自民党は腐敗が極まっているし、安倍晋三が言っていた戦後レジームそのものだ。日本が米国から独立して真の独立国になるには自民党というぬるま湯から脱しないと駄目なのだ。

しかしそんな自民党でも評価している面がある。自民党は議論する政党だということだ。その議論を国会でやれば国会が形骸化しなくて済むのにと考えていた。

自民党の「事前審査」を国会で審議すべし - 面白く、そして下らない

しかし国会でも議論せず、反対派を封じ込めるために議論により論破するでもなく「長文の税制改正大綱をひたすら読み上げる」ことで時間を費やし反論を封じ込める最悪の手法だ。小泉純一郎の郵政解散の際のやり方に近い。

自民党から議論を取ったらあとには利権漁りの世襲議員しか残らない。滓ということだ。

支持率の低い岸田文雄には独裁しか残されていないのかもしれないが、議論を封じ込めておきながら

>「侃々諤々の議論を行った上で1つの結論をまとめていくのが、責任政党自民党の伝統。その伝統を背負った決定ができた」
と、言ってのける。

のだ。まさに独裁者であろう。防衛増税をしなければ何の問題もないだろうになぜ岸田文雄は防衛増税に異常に拘るか理解できない。わずか1兆円程度の増税なのだ。議論を封じ込めてまで強行しなければならない問題ではない。

三橋貴明の言う通りもはや民主政治、政党政治が成り立っていないのだ。政府の方針に異論を挟まず承認するだけの国会、国会議員、自民党ならその存在は不要である。やはり自民党は腐敗が極みにまで達したらとしか評価できない。野党が良いわけではないのだが。

#ともかく自民党は滅ぼさねばならない

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国が日本に歩み寄りの姿勢... | トップ | 国会や街頭演説で自民党にぶ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事