ニューズレター・チャイナ @NLChina2009週刊文春の勢いがとまらない。ビッキーは打倒され、甘利は首を刈られた。なぜか、徹底した取材力が事実となって反論を許さないからだ。これがプロの仕事である。
ネットにはこれがない。素人、匿名の妄想と決めつけ、さらに罵倒。若者に忠告したい。ネットにはまると、青春を台無しにするよ。
私は韓国従軍慰安婦について日本軍の関与を認めた河野洋平が同時に日系大手企業の対中ビジネスのロビイストとして、年間億に近い謝礼を手にしていることを明らかにしてきた。かれがこれで中国に何かを言えるわけがない。中国と利益共有関係にあるからだ。だが新聞は、産経ですらこの事実を報じない。
私は『日本のマザーテレサ』を気取るアグネスチャンが実は人権・宗教弾圧を常とする中国共産党首脳とことのほか親密な関係にあり、ポップ系として初めて人民大会堂（日本の国会）でコンサートを許されたことを報じた。だから、彼女は法輪功にも、チベットにも、ウイグル弾圧にも何も言わないのだと。
朝日の売国、産経の愛国。ウソだとは言わないが、言い過ぎ、産経もスポンサーである経済界・大手企業のまずい話は書けない。それは対中ビジネスについても同様だ。また、彼らはあれほど中国向けＯＤＡを批判しながら、これまで何の検証もしていない。
こちらも「寸止め」、こちらも「プロレス」。
継続中の遺棄化学兵器の処理を日本の血税で行いますと中国側に誓約したのが河野洋平外相。彼は当時の村山自社さきがけ政権の中枢にいた。１９９５年中国は抗日戦争勝利５０周年に核実験。村山は無償援助中止で抗議。だが解放軍の怒りは収まらない。で、日本のカネで兵器処理。これは解放軍利権。
これだけのことですら、普通の国民、納税者は怒る。だからメディアは報じない。
こういう報道のウラどりには時間もカネもかかる。相手は権力を持っている。隙だらけの記事ではまず勝てない。いや、ネット情報はそうではない。マスゴミが書かないことばかりと思う方は２ちゃんねるを楽しんでほしい。
河野洋平の裏の素顔を暴くことで朝日、毎日などの彼を『日本の良心」と持ち上ることで、河野談話と「右翼安倍晋三」批判を権威づけようとする思惑をけん制できる。中国に謝罪する河野が同時に、対中ビジネスの仲介役となり、膨大な謝礼を受け取っていたとなれば話は変わりうるからだ。事実は強いのだ。
シーパワーの世界史的ゲームに参加を始めた中国。これをけん制するには内陸の不安定さを誘発させること。国内で「ベトナム戦争化」する可能性があるのが新疆ウイグル地域。ここに戦略的に関与すべきなのだが、アジア開発銀行が黒田総裁時代にやったのはシルクロード開発と新疆開発の大盤振る舞い。
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