そんなこんなで。

30代ケースワーカーにして博士大学院生(来年の春から)のそれからと、これから。

振り返り。

2015-02-13 21:10:05 | 日記


気がつけば、3年生も終わってしまい、3年生も、後は4年生の先輩方を追い出すだけになってしまいました。

つい最近、大学に入学したような気がするのですが、そうでもないようです。

3年がたち、今、一番思うのは福祉のことのような気がします。良くも悪くも。

初めは、お祖母ちゃんや、当時シングルだった父が将来福祉的な支援を要するときに、何か、手助けができるようになっていたい、と思い社会福祉を志したけど。
今は、児童関連の仕事に就きたいなあと思う自分がいるから不思議。

やっぱり、先輩の紹介で始めた、児童の施設でのバイトの影響が大きいなあ。
あと、同時期にお世話になった先生との勉強会の場も、バイトでの経験の振り返りができたから、ますます。

この勉強会のおかげで、子どもの行動や発言に対して、出来るだけ耳を傾けようと思うようになったことは大きいと思う。まだまだ、感情的になって、子どもと喧嘩することも多々あるけども。

そういう感覚を持てたから、病院での実習で、施設の承諾が得られないことや、他職からの理解が得られないことで、患者さんの意向通りの支援が出来ないことに憤りを感じれたんだよなあ。

そんな、経験もあって、自分は行政とか第三者機関でクライエントを取り巻く環境調整をすると言うよりは、クライエントが置かれた生活の場で、一緒に、クライエントが、その人らしく輝けるような支援をしたいと思った。

そういったことを児童の分野でやりたいなあ、と思ったんだよ。そうそう。
発達障害や、愛着障害、色々な理由で親や学校から理解を得られない子が、その子らしく生活できるよう、その子の声をきちんと聞いてあげれるような支援をしたい。
そしてそして、まだまだ少ない子どもの地域の社会資源。
敷居の低い、気軽に、子どもが自ら利用出来るような、子どもの社会資源を地域にもっと増やしていきたい。

それには、今の自分の知識だったり技術では、到底できない。
精神保健福祉実習で、PSWの方に、「話を引き出すのは誰にでも出来る。それに、蓋をする術を知らないのなら、しない方がいい。傷つけるだけ。」と指導いただいたときは、ガツンときた。今の自分だったら、傷を深めるだけ。

だから、大学院で、援助技術を学びつつ、現場で働きたいな、と思った。
うん。
ここを大切にするべきだよな。ここはきちんとしとこう。

それから、どうしよう。って所で今、迷ってるんだと思う。
お世話になろうと思ってる大学院の先生が、他の先生からの評判があまり良くないらしくって。学問を、援助技術の方法を学びに行くのだから、そんなこと気にするべきじゃないはずなのに。
それでも、福祉のプロ達が言う言葉は、そう簡単にないがしろにできないじゃないか。まったく。

ふう。

考えるたびに、あれも良いな、これも良いなと思って、結局何考えてたっけってなる。それで、ああまた、前に進まない。って自己嫌悪に陥る。
だけど、意外と一本の線で繋がっているのかも。
どれもこれも大切にして良いような。
だけど、前提として、自分が何をしたかったのか、って言う部分は忘れちゃいけないような気がする。

よし。頑張ろう。