
昨日、私にしては朝早く出かけた。地下鉄の通勤、通学ラッシュにもみくちゃにされて向かった先は半蔵門。息子の Student Visa について質問があり、大使館に行った。千鳥ケ淵に面した大使館の壁沿いにずっと歩いていく。
千鳥ケ淵といえば桜の名所。でも今の季節はすっかり葉桜になり、緑のトンネルをくぐり抜けて行くようだ。
敷地のまわりを半周して、ようやくお堀に面した正門にたどりつく。IDを見せて、用件を言うと
「すみません。ご質問は14:30からなんです」
と警備員さんが言う。大使館のHPで調べてきたのに、そんなこと、書いていなかったじゃない?しかし、ここで文句を言っても始まらない。午後に出直す旨を伝え、来た道をとぼとぼと戻った。
戻る途中、麹町消防署で、署員のみなさんがはしご車で訓練をしている光景に出くわす。細い通りをはさんで反対側の歩道に、お母さんと3歳くらいの男の子が顔を紅潮させて見つめる様子を見て、思わず息子が小さかった頃を思い出した。
彼も大好きだったけ、緊急車両・・・。それなのに今では大きくなって、親元を離れて外国で生活をしている。親子、共に望んだ留学だったのに、私のほうが少し寂しさを感じてる今日、この頃。

そして午後、再び。用件を告げ、門を開けてもらうと、中で名前を書いて電子機器を預ける。そして来客用のタグを胸に付けるという手順を経てようやく、中に入るのを許される。
今度は敷地の内側の壁沿いを歩き、領事部、査証部のある小さな建物に向かう。日本でありながら日本でない場所。日本人の植木屋さんが会話をしているかと思えば、傍らで外国語の会話も聞こえてくる。
待合室に入ると中は、しん・・・、としている。
この国の方々は、並ぶのがお好きだ・・、というジョークもある国。領事部で書類を公証してもらう人も、Visaに関して質問のある人も、皆テープで仕切られたところに1列に並んで、待つ。
以前ここに来たのは、昨年の2月、息子のVisaを申請に来た時だ。その時も思ったのだが、なんだか、親切ではない。ふと、横の壁を見ると張り紙がしてある。
”2006年4月より、ビザに関するご質問の受付時間は下記の通り変更になりました。 14:30~16:30”
こんなところに張り紙をしても意味ないのでは?時間が変更になったことを知らない人は、この張り紙にたどり着くことも出来ないのだから・・・。なんか、意地悪・・・?ま、これがお役所というものなのだろう。私は常日頃、お役所関係の用事は3度出向かないと終わらないと思っている。
待合室のベンチはガラすきなのに、立って待つこと10分。その間、私の前の女性が自分の質問に対する答えの理由をきちんと知りたいと文句を言っているのが耳に入る。対応に疑問を持っているのはどうやら、私だけではないようだ。ほっ・・・。
ようやく自分の番が来て、ブースに入る。対応してくれたのは中国系と思しき若い女性。私が息子のVisaに関する質問をすると、思ったよりも親切に、丁寧に、流暢な日本語で傍らにあった誰か(日本人)のパスポートを手に取って説明してくれた。
ちょっと見直した

人と接する職業についている私も、ちょっとしたことで印象がよくなることを改めて思い知らされる。人のあら捜しをするよりも、まず自分から。
息子のVisaの件は、結局私の心配のし過ぎとわかった。でも、気はぬけない!息子がはっぴーに学校生活を送るために、母としては精一杯の気配りを忘れてはならない。
大使館からの帰り道、緑のトンネルを歩きながら息子の担任の先生が送ってくださった写真を思い出した。学校の敷地内の森を、息子が同級生たちと歩いている後姿を撮った写真だ。しっかり青春している。
先生が写真につけたタイトルは”Stand by Me”
今日もブログのタイトルからだんだんと話が逸れて、息子ネタで終わってしまう私・・・。
