芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

東日本大震災(平成の大地震) - その10 備忘録

2011年03月26日 | 大地震
■3月26日(土、16日目)
・快晴だが突発的な強風が多い。春一番(2番)か。
・今日も原発関連のニュースが少ない。通電による冷却復旧の可能性に期待を抱いたが、3号機のタービン建屋の地下で、1時間当たり200ミリシーベルトの放射線量が計測され、1号機でも高濃度の放射線が観測されるなど作業が困難な場所が出てきて、復旧作業は大幅な変更を迫られている。
・1,3号機には昨日の午後から海水ではなく、真水が注入されている。塩分での腐食をを防ぐため。米国から海水を使わないよう強力な働きかけがあったとの報道も。

・警察庁によると、死者は1万102人、行方不明者は1万7053人となり、合わせて2万7155人。約24万6000人が避難生活を強いられる。

asahi.com---『計画停電なのに2月と同料金請求 東電「4月で帳尻」』
『東京電力が管内の306万世帯に対し、3月の電気料金を請求する際、支払い済みの2月の料金を請求していることがわかった。東日本大震災で交通事情が悪化し、3月分の検針ができなかったため、臨時に請求したという。』
→4月の請求時に清算するというが、一般的に2月より3月の消費電力のほうが少ないだろう(検針日数にもよるが)。せめて8割とか5割請求にしてもらいたいものだ。粛々と計画停電に協力している利用者の気持ちを逆なでする。多く請求した分の金利を戻してくれるのか? 1件当たりは数円にしかならないかもしれないが全体では相当の金額になるのではないか。

・10時過ぎにガソリンスタンドへ。結構順番待ちをしているのではないかと覚悟していったがどこにも列は出来ていない。気抜けする。みんな何時入れたのだろうかと思いながらいつものスタンドで満タンにし一安心。ガソリンは買いだめ出来ないのでこれからは品切れ状態にはならないかもしれない。

・近くのスーパで買い物。トイレットペーパは並んでいたが、カップめんなどは殆どない。電池、ミネラル水は品切れ状態。
・その足で近くのHCへ。トイレットペーパはなかったがお米が結構並んでいた。電池はない。一家族4本までの制限付きで丁度ミネラル水が店頭に並んでいた。500mlを4本購入する。品切れ製品は店頭にでてもすぐなくなるので本当にタイミング次第だ。といって一日中見張っているわけにはいかないが・・・。

・冷静に考えれえば我が家でも直ぐに必要なものは特にない。が、万が一水道水が汚染されることを考えて、3日ほど水道水を使わなくとも食事できるよう、おにぎりなどの冷凍食品を購入する。大きな余震があってもライフラインが駄目になることはないだろう。

・今日、明日27日の計画停電は実施されず。28日からは25グループに細分化された計画停電が始まる予定。現在行われている計画停電は5月の連休明けまで実施される予定。今の感じではGWは実施されないだろうから実質的には4月末までの平日がその対象になりそう。

・房総海岸にある蓮沼公園や九十九里浜も胸くらいまでの津波がきて田んぼや畑が水(海水)浸しになったようだ。海岸から500メートルくらいの位置まで津波が来たらしい。海岸線が長いので津波が高くならなかったのかも知れない。人的被害はない模様。ネットには『東北の被害の甚大さに隠れて報道もされませんが九十九里地区の被害のかなりのものでした』との文言が。

nikkansports.com---『被ばく3人は下請け&孫請け 依頼断れず』
『関電工や孫請け会社は東電が「協力企業」と呼んでいるという。被ばく事故当時、現場の3号機タービン建屋で作業をしていたのは3人を含め、いずれも協力企業の6人。東電は被ばくした3人を「作業員」と説明したが、実際に作業をしていたのは孫請けの1人で、関電工の2人は現場監督の立場だった』

・原子力安全・保安院は記者会見で、『福島第1原発の放水口付近の海水から、法令が定める濃度限度の約1250倍の放射性ヨウ素が検出された」と発表した。「半径20キロ以内は避難区域で漁業は行われておらず、周辺にただちに影響があるとは考えていない」述べた。
→ただちに影響はないだろうが確実に近海は汚染されている。半径20キロ内の海水も魚もその場に留まっているはずもない。海流・風向きも含めて近い将来に与える汚染予測を早急に開示すべきではないか。『規定値よりも大きな値が測定された。しかし直ぐに影響はない。云々』の言い訳を何時まで続けるつもりなのか。海水ではないが、200キロ離れた首都圏の浄水場も汚染されパニックになっているではないか。

・事故の深刻さを海外ではレベル6以上という論調が多くなってきている。

・千葉県は25日、銚子沖で採取した水産物4種類の放射性物質を検査した結果、カタクチイワシから暫定規制値以下のごく微量の放射性セシウムが検出されただけで、マサバ、ヤリイカ、ヒラメからは検出されなかったと発表した。これを受けて銚子市漁協組合長は記者会見で「出漁を見合わせていたが、千葉の魚の安全宣言と受け止める。消費者の方々に安心して食べてほしい」と語った。

・2号機でも高放射線量含む水…復旧作業遅れ。東電は26日、2号機でも原子炉から漏れ出たとみられる高放射線量の水を確認したと発表した。26日までの分析によると、2号機タービン建屋地下1階の水の表面で、最大で毎時300ミリ・シーベルトの放射線量が確認された。
・1、3号機に続いて、2号機でも26日午前、真水の注入を始めた。

・産経WEB---『枝野氏、福島第1原発事故解決は長期戦の見通し』
『枝野幸男官房長官は26日午後の記者会見で、東京電力第1原子力発電所の問題が解決する見通しについて「抜本的な改善も進んでいるが、油断できる状況ではないので、今の段階で具体的に申し上げる段階ではない。原発を安全な状態にして長期間維持するには、相当な手順、段取り、作業が必要なことは間違いない」と述べ、長期戦になる見通しを示した。』

・産経WEB---『2隻目の米軍バージ船が横須賀を出港 福島第1原発に真水注水へ』
『東京電力福島第1原子力発電所の原子炉を冷却するための真水を積んだ米軍の2隻目のバージ(はしけ)船が26日午後、米軍横須賀基地(神奈川県)を出港した。エンジンがないため海上自衛隊の多用途支援艦が曳(えい)航(こう)している。1隻目は25日に横須賀基地を出港、27日中に到着する予定。バージ船は約1300トンの水を積むことができ、1号機近くの岸壁から給水ポンプを使って冷却水タンクに水を送る。』

・産経WEB---『原発内部の映像を公開へ 米無人偵察機「グローバルホーク」が撮影』
『政府は25日、米軍無人偵察機グローバルホークが東京電力福島第1原子力発電所の内部を上空から撮影した映像を公開する方針を固めた。米軍提供の映像の公開には慎重論もあったが、正確な情報の発信を優先すべきだとの判断に傾いた。米側も公開によって日米協力をアピールするとともに米国民に向けても原発の状況について情報を公開するねらいもあるとみられる。同機は高度6万フィート(18キロ)を飛行し、滞空時間は30時間。無人のため人的被害の恐れがない。電子光学・赤外線カメラのほか、雲を透過する合成開口レーダーも搭載している。リアルタイム映像に加え、30センチ四方を識別できる写真撮影が可能のほか、赤外線カメラでの温度計測もできる。』
→全面的に米軍に協力してもらうしかないだろう。

・日経WEB---『都内3浄水場、26日も乳児基準下回る 3日連続』
『東京都は26日、同日午前6時に金町(葛飾区)、朝霞(埼玉県朝霞市)、小作(羽村市)の3浄水場から採取した水道水の放射性ヨウ素濃度が、いずれも乳児向けの暫定規制値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回ったと発表した。金町は同34ベクレル、朝霞は48ベクレルで、小作は検出されなかった。基準値以下は3日連続。』




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