Flower Petal Paper

雨が降る前に摘むのがたんぽぽ綿毛なら、雨が降った後に摘みにいくのは桜の花びら。

ちょうど八重桜が満開となるこの季節。
今朝の雨風は保育園の送迎にはつらいものがありましたが、桜の花を拾うには絶好の機会となりました。
待っていたのですよねー、このチャンスを。
我が家の周りにある桜の木の下にはこの風で山盛りの花びらが。
ちょうど花元でぽきんと折れ、まるで桜の花束のようになっているものも多数見られ、ほくほく顔で拾ってきました。
桜の木よごめん・・・。
でも、落ちてしまった無念は晴らすぜ！








さてこの花たちをどうしたかというと・・・
蒸しましたのです。ムスムス。

敬愛する福田里香さんと長尾智子さんの共著「スチームフード」（そして柴田書店！）。
こちらに「花びら紙（Flower Petal Paper）」の作り方を見つけたときからずっと作りたいと思っていたこの儚くも美しいもの。
クッキングペーパーに花びらを敷き詰め、蒸し、乾かすとあーら不思議。桜の花びらでできた薄紙が出来上がります。
（いや、不思議でもなんでもありませんね・・・出来るにキマッテル！）


花びら紙1枚につき八重桜５～６輪が必要で、なかなかトライする機会に恵まれませんでしたが作ってみるとその繊細さにぽー。
ちゃんと花のピンク色が残っていて、ほのかに桜の香り（桜餅の香り？）も。
本では箸袋や菓子敷きとしての利用法が紹介されていましたが、さて、何に使おうかしら。
この時期に出すお手紙に忍ばせるのも良いかもしれません。
少し厚めに作ればもしかしてちょっとした便箋のようにも使えるかもしれませんね。
ふふふ、楽しみ、楽しみ。


さー、今度こそお片づけに戻れ！PanPan！！
みなさま、よい週末を～！！