道尾秀介の『シャドウ』を読んだ。本格ミステリ大賞受賞作。
|
父どうし、母どうし、子供たちとそれぞれ仲の良い我茂家と水城家だが、我茂家の母咲枝ががんで亡くなった後1週間後には水城家の母恵が自殺する。さらに水城家の娘亜紀が交通事故にあって・・・。いったい何が起こったのか? 我茂家の父洋一郎と息子の凰介の語りがメインで話がすすむ。探偵役は凰介で、彼が解き明かす意外な真実に驚くことに・・・。
いろんなところに伏線が張り巡らされているのはわかるのだが、終盤に一気の回収。グイグイ引き込まれて一気に読了。面白く読める作品で読み応えあり。以下ネタバレなので未読の方は読まないように。
恵の自殺は、実は恵と亜紀の心中のはずだったが、亜紀だけが生き残ったこと、亜紀が自殺に見せかけて交通事故にあったこと。全ては水城徹と我茂洋一郎の恩師の田地にあった。子供の亜紀を犯し、死を目前にした咲枝を犯すという鬼畜の所業。結果、精神病を患ったように見せかけた洋一郎に復讐されることになるのだが・・・。
腕時計の革のベルトがボロボロなので新しいのを購入。
|
サイズは違うが濃茶と黒の2本を購入。
これが見た目の風あいも、着け心地と肌触りもこの値段からは考えられないレベル。使い込んでみないと正確な評価はできないが、これはけっこうイイ感じ。ボロボロになったらまた同じものを買いたいねぇ。
5月8日(水)
この日のランチは東山区の蜃気楼でいただいた。
宮川筋、松原から下った西側にある和食のお店。以前から気になっていたのだが、なかなか機会なく、ようやくの訪問。町家風のお店で靴を脱いであがる。
ランチメニュ。
もちろん瓶ビール750円でスタート。クラシックラガーなのが嬉しい。
いただいたのはちょっと贅沢気分1,800円。日替、お造り、天婦羅、鶏唐から二つを選べるので天婦羅とお造りをチョイス。おばんざいにお豆腐、ご飯とみそ汁付き。
お造りはマグロ、サーモン、鯛が二切ずつ。天婦羅は海老に白身魚、茄子、かぼちゃ、しし唐。絶賛するほどではないものの、まずまず美味しい。この立地なのでこれぐらいの値段ならアリかなぁ。カードが使えるのがいいねぇ。機会があればまた立ち寄りたいところだ。
阿刀田高の『おいしい命』を読んだ。
|
サブタイトルに「ブラックユーモア&男と女」とある、11篇の作品を収めた短篇集。夢を題材にしたものが多い、著者らしいブラックユーモアの効いた不思議なお話し。軽く読む分には楽しめる作品で、わたしの好みは「独りぼっち」だ。
FamilyMartでU.F.O.ぶっ濃い濃厚そばめしおむすび160円を買って食べてみた。
ファミマと日清のコラボおむすび。食べる前から味が想像できる。実際食べてみて想像通りの味で、このジャンク感がたまらんよねぇ。たまに食べるのはいいよねぇ。
5月4日(土)
この日のお昼は下京区のさたけでちょい呑み。
河原町八条を東に入った北側、市営住宅の1階にあるお店で、ちょうどひと月前に立ち寄ったよりみちの東隣り。
レバーとミノのてんぷらが味自慢らしい。
たこ焼きや甘味まである。
ビール中瓶500円でスタート。
自慢のレバーてんぷら110円を3ヶ、ミノてんぷら110円を2ヶいただく。写真ではわからないが手前がミノで奥がレバー。どちらもまずまずおいしくて、いいアテになるよ。
このあたりでチュウハイ(レモン)350円にチェンジ。レモンの輪切りが入っていてスッキリ味。
たこ焼をいただこうと思ったのだが、たこ切れみたいで、ちょぼ焼500円。たこ焼のたこの替わりにこんにゃくとたくあんが入ってる。
これでお腹もっぱい。安く呑めてまずまずおいしくて悪くない。たぶんまた行くよ。
河野裕の『さよならの言い方なんて知らない。』を読んだ。
|
高校二年生の香屋は同級生の秋穂とともに架見崎という異世界の街へ送り込まれる。そこはゲームの世界のように、ルールにのっとった戦闘が行われていて・・・。
異世界だの、戦闘だのかなりぶっ飛んだお話しで、ついていくのに精いっぱい。架見崎を運営している者も、主人公たちが架見崎に送られる理由も明かされないので、「なんなのこれ?」って印象。シリーズものみたいで、中途半端なラストもいただけない。軽く読む分にはそれなりに楽しめるが、続きを読みたいとは思わないなぁ。