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movieloverの辛口日記2!

50代のおっさんの日記です。書きたいこと書いてます。

『神はサイコロを振らない』(大石英司)

2019年08月08日 00時05分11秒 | 読書

大石英司の『神はサイコロを振らない』を読んだ。

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10年前に行方不明になった旅客機が突然現れた。時間軸のねじれで、搭乗者たちには10年の時間経過はなく、死んだと思っていた家族たちは10年ぶりの帰還に喜ぶ。しかし、量子力学の計算によると、搭乗者たちは3日後には消えてなくなる予想だった。

SF的な上記設定の中で、一部の搭乗者たちとその関係者たちを描く作品。搭乗者には、駆け落ちしたカップル、天才と称された高校生テニスプレーヤー、代議士の父親を殺そうとして上京しようとした高校生、美貌のチェリスト、一人で搭乗した5歳児、殺人犯など。

なかなか面白く読めるお話しで、一気に読了。ちょっと切ないが、読み応えある作品だ。

コメント
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