日本では資材調達はJIS工業規格の便覧やら、メ-カ-のカタログ等を使えば、仕様に合わせた資材が調達できます。
しかし中国では中国工業規格の便覧はあっても流通性はまるでありません。(規格外の方が多い)
つまり、便覧に載っている工業規格を守って製造しているメ-カ-が殆どありません。
その癖、完成品(モ-タ-とかシリンダ-等)はどこのメ-カ-のカタログを見ても同じ形状、取付ピッチも一緒、性能曲線も同じ、ついでに製品名も同じw。
どっかの一流メ-カ-(外国製が多い)のカタログをそのままコピ-してるのであります。
要するに偽物が多いw
なのでカタログは信用ならんので、その会社を訪問して確かめる必要があるのです。
(この会社訪問が面倒なのです、行けば接待があるので一日に一件しか廻れない)
小物部品もベアリング等は日本メ-カ-のコピ-どころか、銘板まで同じのが多く、どれが本物かわからない始末。(値段は日本製の1/10)
そんな小物部品を売ってるのがここだ!
田舎に見えますが、ここ上海市内w
資材市場なのです。
ここで本物を捜します。
すべて看板に偽りあり、のようなお店が建ち並びますw。
斜めにナットが動くボルトナットや、手でちぎれる電線、途中で電線の色が入れ替わってしまっている被覆電線、焼き切れる電磁コイル、錆びるステンレス製品(磁石が吸い付くw)等々、凄い物があります。
日本人にとっては非常に面白い市場なのです。(笑)
地方都市だとこんな感じ。
殆ど本物が存在しません。(笑)
全部専門店なので、専門以外の物は絶対に置いてありません。(気が利かないのか、やる気がないのか?)
よって何カ所も廻ってみなければ目的の物は見つかりません。
見つけたら今度は価格交渉になります。
だいたい定価があるのか、ないのか、さっぱりわからないのです。
同じ製品でも価格が5倍くらいの差があります。
店も整理整頓なんかしてませんので、目的の物を発掘する必要があります。
私も今までこういう店を沢山見て廻りましたが、整理整頓されてる店にはお目にかかった事がありません。
(中国人が絶対にできない事が整理整頓なのでw)
そんな店の内部がこれだ!
多分、開店した時からこんなだったんでしょうね?
何処に何があるか?在庫管理なんかしていないと思います。
ちなみにこういう店で買う場合、領収書を発行させると値段が上がります。
中国には日本の消費税に相当する増値税ってのが17%かかってきます。
この分が載ってくるのです。
つまり領収書を発行しなければ脱税してるって事なんですな。(笑)
しかし・・
新品なんだか中古品なんだか良くわからんぞw
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