気ままなピークハンターズの山旅

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山地の草原に咲く紫色の花マツムシソウ(松虫草)

2022-09-24 11:00:18 | 高山の花
こんにちは!
本日の記事は夏から秋にかけて紫色の花をつけるマツムシソウを
取り上げてみたいとと思います
マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが
和名の由来であるとする説があるマツムシソウが
今回の主役です

草原に咲くマツムシソウ
マツムシソウ(松虫草、山蘿蔔、Scabiosa japonica)は、
マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草・多年草
北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種で、
山地の草原に生育する

草丈はおよそ60-90 cmで、葉は対生し、羽状に裂ける
夏から秋にかけて紫色の花をつける
花は頭状花序で、花の大きさは径4 cmほどである
開花時期は、8~10月 葉を出して冬を越し、
花を付けてから枯れる冬型一年草(越年草)だが、
高地では枯れずに2年目の葉を出す多年草である

湯ノ丸高原に咲くタカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草、学名:Scabiosa japonica var. alpina)
はマツムシソウ科マツムシソウ属の越年草
マツムシソウを基本種とする高山型変種で、別名、
ミヤママツムシソウ(深山松虫草)という

飯豊山稜線草原に咲くタカネマツムシソウ

北アルプス八方尾根草原に咲くタカネマツムシソウ

飯豊山切合小屋付近草原に群生するタカネマツムシソウ

飯豊山切合小屋付近草原に群生するタカネマツムシソウ

マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが
和名の由来であるとする説がある
薬草として皮膚病などに用いられることもある
日本の31の各都道府県で減少傾向にあり、
各々のレッドリストに指定されている







紫色の花をつけるマツムシソウ

六合 野反湖周辺に咲くマツムシソウ



草原に咲く紫色の花マツムシソウ(松虫草)



最後まで御覧頂きありがとうございます
次の投稿までご機嫌よう




コメント
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