前回に書いた、陳舜臣著「小説十八史略」は当然のことながら近代の中国の歴史には至っていない。近代はおろか、「十八史略」がそうであるのと同じように、南宋の滅亡で終わっている。
私は陳舜臣著「小説十八史略」を買ったときに、おなじように書店にならんでいた、陳舜臣著「中国の歴史1~7」(講談社文庫)を買った。ざっと読み、また折に触れいろいろな個所を読んでいる。実に面白い。
これは必ずしもS君が推奨してくれたものではないが、S君も同じようにして持っていて読んでいるのだろう。
H君の会社の製品は、私の会社で使うにはいたらなかったようだが、H君が雑談で話した陳舜臣史の中国歴史のシリーズは爾来私の本棚から私を楽しませてくれている。
(H君とは学生時代の学生寮の同室の懐かしい友人の澤田実弥君であり、この私のブログにも何回か出てくる仁である。)
いつごろの発行で、どの程度のページ数かを参考に下に記入しておこう。
陳舜臣著「中国の歴史1」講談社文庫 573ページ 1990年第1刷発行1993年第3刷発行
同 同2 586ページ 同
同 同3 573ページ 同
同 同4 590ページ 1991年第1刷発行
同 同5 566ページ 同 1992年第4刷発行
同 同6 547ページ 同 同
同 同7 578ページ 同 1993年第3刷発行
画像:陳舜臣著 中国の歴史1~7 講談社文庫