#873「あるクラス会」3 2017年01月11日 | 随想 もう3ヶ月前、昨年の10月のある日、私の携帯電話に電話がかかって来た。 大学の1年目に同じクラスだった橋本満安君からだった。 親しい友人である。 私は、東京の虎ノ門にあるT病院の病室にいた。翌日以降の手術を待っていた。腹を切ることになっていた。 橋本君は、銀座のビヤホールから電話をかけているという。もうすでにある程度ビールが入っており機嫌がよさそうであった。 よく私の居場所がわかったなとと . . . 本文を読む