ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

アジア日本人男声合唱祭@ジャカルタ-5-

2008年02月28日 | Weblog

先日のジャカルタでの合唱祭の記事がバンコクの日本語情報誌Wiseに載りました。

是非ご覧ください。

3月16日のバンコク混声合唱団の公演のことにも触れられています。



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4 コメント

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Unknown (Nana)
2008-03-02 02:24:26
どうも。「モスラの歌」って・・。こういうのもあるんですね。日本じゃ決算月ですが、管理人様もお忙しくご活躍でしょうか?

☆こちらにコメントするのも恐縮ですが。バレエネタです。

2/12ブログに、ボリショイチケット購入法についてのご質問コメントありですね。また新しくこちらのブログ閲覧されている向きもあり?で、もし余裕ありましたら、以前掲載されていたような、ボリショイチケット購入法や、ボリショイのカッサですか?窓口らしき白いボードの掲示内容の読み方等、新しくボリショイ劇場でバレエを見ようかという方の為の、管理人様のご指南の記事が出てもいいかもと、思いながら拝読しています。(過去ブログのをそのまま貼っても可)

私の初心者的拙い体験をお話すれば、2年前後前、ロシア専門の旅行会社にモスクワ、ボリショイでのバレエチケット手配依頼した場合おいくらかかるか2社に聞きましたが、良席で1万5千~2万円前後だったかと記憶してます。(と言っても、2年前の金額は、今と同じではなさそうですが)(ザハロワ、ウヴァロフの白鳥)少し手数料とられても良ければ、ロシア専門の旅行会社も何社もあるので、複数社に見積もり出して貰って、自分のカンや周囲の評判で良さそうな会社を選ぶ手もあるかもしれませんが。また、ロシア語を習いにいくと、場所によってはロシア旅行についての有意義な「今」の情報が入ってくるような気がします。

☆ナタリヤ・ベスメルトノワ逝去。66歳。合掌。

追悼の意味で、「スパルタクス」のフリーギヤ役を見直してみました。昔は嫌いなプリマだったのですが、今見ると良く見えました。昔は、インパクトの強いプリセツカヤ、強い男に守られる可愛い妻:マクシーモワのフリギアに比べ、印象が薄かったのです。が、今は、ベスメルトノワの形象したフリギヤ像には、日本の大和なでしこにも似た、派手ではないけれど、一歩引いて男性を支える女性の美しさを感じました。(どれも生で見たのではなく、TV,ビデオ、DVDです)

毀誉褒貶の人で、皇帝グリゴロヴィチの夫人なので主役を貰ってると、よく言われたのは皆様ご存知かと。(ほんとはグリ氏は「若くて美人がお好き」説も根強い)天性のスター、プリセツカヤ、マクシーモワや、バレエの秀才で華もあるセメニヤカら、人気プリマにサンドイッチ状態の人で、大変だったろうと思いますが、その分、学習型で。「ものによっては後から見ると意外といい」のはそのせいか?。

(かく言う私も、「お世辞にも褒められたものではない踊り」も見ているのですが。91年日本公演の「瀕死」とか)一番良いのは「イワン雷帝」の妻役ではないかと。ソロよりアダージョに才ありか。

実態としては賢妻タイプかと思ってます。
セメニャカが、名教師として第二の華を咲かせているのを見ると、突出したアイドル性よりも知性や後輩への包容力を見せていたベスメルトノワの、若すぎる死が惜しまれます。

マクシモワ、ワシーリエフは離婚しましたが、グリゴロヴィチ、ベスメルトノワは夫婦のまま。(それぞれ仲良しの異性はいらしたと思いますが、芸術において、良き理解者の良い関係だったのかと思ってます)

80歳ベジャールは逝き、80過ぎたグリゴロヴィチ氏は、まだバレエの世界で必要とされているようです。走り続けていかねばならないなら、最大の理解者であろう夫人の早すぎる死が、その活躍に影を落とさぬことを祈っています。

☆ラトマンスキーが今年いっぱいで、ボリショイ芸術監督を退いた後、ボリショイでコレオグラファーかなにかで仕事を続けるというのは本決まりみたいですね。(ダンマガに出てたので噂じゃなく決定か?と)内情知りませんが、ラトマンスキーには良かったと。彼は道半ばの人で、完成度を期待されるよりも、もっと試行錯誤を続ける方がいいと思ったので。

ポソホフ振付の「マグリットマニア」。私には思ったよりはましと言うか、まあ良かったので、ラトマンスキーより振付家としてキャリアが長いことが反映したかと思ったので。やはり何事もキャリアというのはあるのかも。ボリショイはまた新しい芸術監督のもと、トッププリマの位置にも影響が出るかもしれませんが。

☆「ラトマンスキー時代」より前の、「ポスト・グリゴロ作品」でボリショイが試行錯誤した時代の作品、
エイフマンの「ロシアン・ハムレット」の部分の抜粋が、日本のガラコンで踊られました。女帝エカチェリーナとその息子・廃太子パーヴェルの話。
ラトマンスキー時代とは異質の、長尺の、重いテーマ系の物語バレエで、今のボリショイにはないタイプのものです。作品を見ると、初演者のヴォロチコワは、エカチェリーナ女帝役として、ベストキャストに思えました。初演者:コンスタンチン・イワーノフ、セカンドキャストのグダーノフの役の解釈の違いも批評で読んだ覚えがあり、できればこのキャストで見たかったとふっと思いました。
では、管理人様もご自愛下さい。
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ども (管理人)
2008-03-03 03:25:44
Nanaさん
いつもながら様々な情報、コメント深謝。
ラトマンスキー後がどうなるのか気になりますので是非モスクワ特派員各位より現地のうわさが判れば是非お伝えください。ツィスカリーゼも候補の一人とか。
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ツィスカリーゼ (Nana)
2008-03-04 00:09:05
管理人様。
上のUP拝見。お仕事だけでなく、御趣味で充実の時を過ごされていらっしゃるのですね。さすがです。

私もツィスカリーゼについては、昔から、ボリショイコールドの一部からは、人望があると聞いたことはあります。(もっとも、デビュー当時のルンキナは、インタビューで手厳しいことを言ってましたから、プリンシパルも含めると、賛否の評価があるのでしょうね。)どっちかというと、上の人の判断なので、コールドの支持はさほど関係ないでしょうが。

前回も外のラトマンスキーが、ツィスカら生え抜きを抑えて監督になったので・・・(前回は、生え抜きじゃない方がよかったのかなと)

色んな方の名前が挙がってて、確定まで静観という所ですよね。以前には、グリゴロヴィチが芸術監督に返り咲かなかったのは、「年齢が高いということもある」と言ってた知り合いはいましたけど、真偽の程は存じません。

以前、ベロゴロフツェフがインタビューで、「コロコロ芸術監督が変わるボリショイ」にいると、「芸術監督が変わるたびに、その気に入りのダンサーも変わるし、振付演出等の考え方も変わるので、ダンサーはいちいちそれに合わせて、やり方を変えなきゃいけないので、大変なんだ」とか、説明していました。

でも、ソ連崩壊後は、資本主義の流れの中で、総裁が現実的な対応をするから、なるようになるって感じですかね。

ところで、3月のボリショイ、バヤデルカ初日がグラチョーワ、ネポロジニー、2日目がザハロワ、シュピレフスキー、
カルメン:ザハロワ、メルクリエフ ステパネンコ、メルクリエフの予定でしたよね。
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バヤデルカ (管理人)
2008-03-05 02:46:37
Nanaさん
コメントありがとうございます。誰になるか待ちましょう。
ひめさんよりバヤデルカ寄稿頂きました。
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