ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

くるみ割り人形-バレエー

2006年01月01日 | Weblog

未だクリスマスが来ていないロシアでは12月31日の夜にくるみ割り人形を見るのが恒例になっているようで以前にも書きましたが大晦日の公演の最前列は8000ルーブルです。年末には頻繁にくるみ割り人形を上演していますので昨年の当方の最後のボリショイ観劇も12月28日のくるみ割り人形でした。もともと12月27日と28日はローゼンタールの息子達のオペラの予定だったのですが戦争と平和のScheduleが遅れたこともあり又ローゼンタールの息子達の評判がいまひとつだったこともあり27日は戦争と平和、28日はくるみ割り人形に急遽演目が変わりました。従い28日のくるみ割りはトップのバレリーナは参加しない代わりに1列目が1900ルーブルとくるみ割り人形としては比較的お得な値段でした。1919年のボリショイ初演より569回目、1966年版の353回目。

マリー役はAnastasia Goryachevaという1988年にボリショイバレエ学校を卒業した小柄なLeading Solist、くるみ割り人形の王子がYan Godovskyでした。少女のマリーを演じる訳ですから小柄の彼女にはぴったりな役でした。

Marieの母上は前回見た時と同様にMaria Volodinaでしたが主な配役は前回岩田さんが演じられていた中国人形を含めすべて違う配役でした。

演技のLevelは前回と比較してもそれほど遜色はありませんでした。

人形達のカーテンコールの風景と指揮者(Alexander Vedernikov)とマリーとくるみ割り人形の王子のカーテンコールの風景です。

 



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