
モスクワ特派員Hさんから久しぶりに寄稿頂きました。
先ずは2月20日の新版のシルフィーダです。
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シルフィード: ナタリア・オシポワ
ジェームス: ヴィチェスラフ・ロパーチン
マッジ: イリーナ・ジブロワ
エフィ: アンア・レベツカヤ
振付: ブルノンヴィル
改定: ヨハン・コボー
舞台装置、衣装が豪華なので、一瞬「いいな」と感じたのですが、
(いままでの版を見慣れているせいでしょうか)見終わってみると
「おとぎ話を見ているような印象」を受けなかったように思います。
振付にしても、手を加える必要というのはあったのだろうかと疑問。
何よりも新作だからということでチケットの値段がまたしても
つりあがってしまったことが残念です。
オシポワ=シルフィードですが、ジゼルよりかは抵抗はありませんでした。
もちろんペトロワやグラチョーワのようにしっとりと、そしてラストでは思わず涙が
でてしまうということはありませんが、彼女の超人的な跳躍も演技の未熟さも
天真爛漫、元気印のおてんばシルフィードという解釈でいけば悪くないかも
という感じでした。
相手役のロパーチンは足技がきれいでなかなかよかったです。
写真は
中央(第1シルフィード): ネリー・コバヒゼ
左: オリガ・ステブレツォワ
右: ビクトリア・オシポワ
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