ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

チポリーノ-2-

2006年01月29日 | Weblog

野菜、くだものおとぎ話の国です。

チポリーノ:岩田さん、小かぶチャン:アナスターシヤ スタシケビッチ(写真岩田さんの左、木蓮チャン:アンナ・ニクリナ(写真指揮者の右)、さくらんぼ伯爵坊や:イゴール クロムーシン〈写真左端)、さくらんぼ姫姉妹:ナタリヤ ブスクレンコ、ソフィア ルビモバ、レモン王子:デニス サビン、トマトの警察署長:A..ペトゥーホフ チポローネ(チポリーノの父) デニス カプラロフ 梨教授 イリヤ ボロントソフ 指揮:ミハエル・グラノブスキー

あらすじ:

第一幕

明るい音楽で真っ赤な町の絵を描いた幕が開くと12個のバスケットが並んでいます。そこから手と足が伸びてきて中から野菜や果物が出てきます。たまねぎ一家チポリーノの父 チポローネ、母チポラ、妹チポレッタそして主役のチポリーノ。かぶの家族。ぶどうは靴屋さん、梨教授のヴァイオリンでみんながダンスをします。梨教授はここで弦を落とすというハプニング。

伴奏の音楽もクラッシックというよりはサーカスのバックで聞くような軽快な物。群衆が黒と黄色の服を着た兵隊や道化風の化粧をしたレモン王子に鎮圧されたところでチポリーノはみんなが捕まった悲しみを右、左にゆっくり回転したりジャンプしたりしていたところうっかりレモン王子の足を蹴っ飛ばして?しまいます。これに怒った王子はチポリーノを捕まえようとしますが代りにのお父さんチポローネが捕まります。一方かぼちゃおじさんは 家を作ることが上手くできず困っているところをチポリーノが見かねてみんなに呼びかけてレンガの家を作ってあげます。ここでお尋ね者チポリーノを探しに来たトマト警察署長以下警官がレンガの家の中に隠れたチポリーノを探しますがみんなは家の周りに人垣を作って隠そうとします。結局チポリーノもこの家も見付かり家は兵隊に取り壊されます。

第2幕

幕が開くとお城の中で6人の花娘が座っていてさくらんぼ伯爵坊やにじょーろで水をかけてもらったりしてその後一緒に踊ります。チポリーノと子かぶちゃんはお城にお父さんを探しにでかけさくらんぼ伯爵坊やと仲良くなり一緒にお父さんを救い出します。その後レモン王子とその家来たちに今度はチポリーノがつかまってしまいます。ガード3名が可愛い木蓮ちゃんに釣られて鎧から出てきて 踊ります。木蓮ちゃんは眠りに誘う香りでガードを眠らせチポリーノを救い出します。この時さくらんぼ伯爵坊やはレモン王子や城の人達と一緒に踊り皆が後ろ向きに踊っているところで脱出。レモン王子はこの脱走に怒り街を砲撃しようとしますが、トマト警察署長と共にチポリーノたちに大砲のなかに押し込められ・・ドカン。ここで皆も暫く気絶していますが皆が気が付くと皆に平和がおとづれます。 

 カーテンコールの動画です。トマト警察署長は舞台の途中でも披露した前方にジャンプして部下が受け止めて貰っています。レモン王子はその後に肩車してもらっています。子カブチャンと岩田さんが最後に登場。ご覧のように可愛い衣装です。

 



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