
バンコクでは中々バレエを見ることが出来ないので楽しみにしていたRising Star Dance Studioの第13回公演真夏の夜の夢を見に行きました。
以前の記事に出演者のお母様より発表会との説明がありましたので覚悟して行ったのですが勿論小さな子供のクラスなどをボリショイと比較しては可哀想ですし奥様と思しきダンサーとプロのダンサーを比較してはいけない訳ですが兎も角久しぶりのバレエで楽しめました。
綺麗な衣装を着てみんなが楽しそうにそして小さな子は周りの動きに一生懸命に合わせようと踊るのを見るのはボリショイのプロのバレエとは又違うバレエの楽しさを垣間見せてくれて微笑ましい限りでした。
その中でも光る踊りを見せていたのはタチアナ役の中村YUKOさん(写真左から2番目)は勿論ですが若手ではヘレナ役の江波あやかさん(写真ほぼ中央青いドレス)でした。
パンフによると3歳からRISING STARでバレエを習い今年末に日本に帰国ということ。RISING STAR DANCE STUDIOのHPも彼女が作ったとのこと。GRAPHIC DESIGNの才能もお持ちのようです。日本に戻ってバレエを続けられることを期待したのですがお母様によると日本ではバレエはやらない予定とのこと。進学されるんでしょうね。
日本のバレエ水準は高く日本のバレエ団で育っていない江波さんが途中から日本のバレエ団でプロになろうというのはやはり厳しいのでしょうね。残念な気もしますがボリショイのダンス学校に留学している日本人ダンサーの皆さんは10数才の時からバレエ漬けの生活をしている訳ですから趣味でやっていて後からプロを目指して追いつくのは並大抵ではないでしょう。
男性陣ではパック役のJitti Chompee(写真右から2番目)が芸達者なところを見せるてくれました。オペロン役のPallop Namsomはそんなにジャンプできないんだったらその振り付けするなと言いたくなるバレエでした。
振り付けは1,3,5,11場はバランシン版をRising StarのFay Pansringarm(写真左端)が振り付け。場によっては他の人が振付けています。中村さんの振り付けの場面もありました。兎も角後半は生徒総出演に注力した振り付けですから振り付け云々というものではありませんでしたが25カ国140人の出演というのはアジアだけでなく欧米の子女も多数見受けられ国際色豊かな舞台でした。
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