12月初旬に見たゴールデンカップルでのシンフォニー・イン・Cを再び4月6日、7日にみることが出来ました。前回12月2日の公演 と3日の公演同様ゴールデンコンビが第2楽章 更に、第3楽章をアレクサンドロワなのは一緒ですがパートナーは前回のYegor Khromushin でなくチィスカリーゼという豪華な組み合わせです。
叙情的な第2章はザハロワにぴったりでウヴァーロフが複雑なサポート技を駆使していました。第3章は軽快で弾ける振付で元気な一杯アレキサンドロワとチィスカリーゼコンビにぴったりでした。
出来は連日ザハロワ、ウヴァーロフ ペア及びアレキサンドロワ、チィスカリーゼの両ペアともそれぞれの持ち味を出して熱演。
第1楽章 マリアンナ・リュジキナ、ドミトリー・グダーノフ
第2楽章 ザハロワ、ウヴァーロフ
第3楽章 マリヤ アレキサンドロワ、ニコライ チィスカリーゼ
第4楽章 Yekaterina Krysandova, ルスラン シュホルトソフ
先ずは写真と動画は4月6日の分をUPします。
カテコ動画
1 コール・ド
2 ゴールデンコンビ
3 ゴールデンコンビ、アレキサンドロワ、チィスカリーゼ
4 全員
5 花束
二人ともとても調子が良さそうですね。
ところで、昨日、ポリーナ・セミオノワの「白鳥の湖」を観て来ました。(ゴールスキー版)
ポリーナは、ボリショイバレエ学校の出身ですが、マラーホフに引き抜かれて、ベルリン国立バレエ団に属しながら、いろいろなカンパニーとも客演しています。
コンテンポラリーも踊るので、肩には細いながらも筋肉がありました。
パートナーは、シュトュッツガルトの、フリーデマン・フォーゲルで、189㌢の長身ダンサーでした。
ポリーナの白鳥は、繊細さはないですが、とにかく背中が柔らかく、悲壮感のない気品のある白鳥でした。
3幕の黒鳥は、彼女自身もお気に入りと言うだけあり、非常に挑発的で、誘惑する黒鳥です。
テクニックも、軸の正しさも、秀逸でした。
フェッテは最初からダブルで5~6回入れ、最後には36回ぐらい回ったかしら。
フォーゲルとの、パートナーシップもとてもよく、最後には愛を感じさせる良い舞台でした。
同じ日本人ダンサーと踊るのでも、ザハロワとは違った存在感です。
ボリショイは世界のバレエ団の中でも男性ダンサーが非常に充実していますから、一昔前ですとフィーリン、ウヴァーロフ、ツィスカリーゼ、ベロゴロフツェフなどがそれぞれの楽章を受け持つ、信じられないほど豪華な配役だったようで、いつも観に行ければ・・・と思っていました。
モスクワでの同作品鑑賞は果たせない夢ですが、管理人様のおかげで,雰囲気など充分味わうことができます。どうもありがとうございました。
また宜しくお願いいたします。
茉莉亜さん
コメントありがとうございます。ポリーナ・セミオノワはまだ実物見たことがありません。いつか見てみたいものです。未だUP出来ていない写真や感想がたくさんあるので暇を見つけては何とかUPしていきたいと思います。このようにコメント頂けると張り合いでますので引き続きコメント宜しくお願いします。