■シリーズ企画 英国・EU離脱の衝撃!
ジョンソン氏党首選 出馬せず
イギリスのEU離脱をめぐる国民投票で離脱派を勝利に導いたボリス・ジョンソン前ロンドン市長が次期首相を決める与党・保守党の党首選に出馬しないことを表明しました。ロンドン市内では連日多くの市民が残留を求めて集会を開いている一方、アイルランドやカナダ、ニュージーランドなどのパスポートを求める市民も増えています。こうした動きは人だけにとどまらず、ロンドンに本拠地を置き、国内で1万人以上を雇用するボーダフォンが移転の可能性を示しています。一方、ベルギー・ブリュッセルのEU本部では、離脱問題で困惑するEU職員たちの姿がありました。EUを巡っては、離脱派がEU職員の好待遇や規制の多さを揶揄した映画が作られるなど批判もあります。外務省のEU日本政府代表部次席大使として3年間EUに派遣されたことがある国際基督教大学の植田教授は、EUの複雑さが離脱派に批判材料として利用された側面もあると指摘しました。
【人・モノの流出防げるか?】
英国のEU(ヨーロッパ連合)からの離脱問題。
離脱派を率いたボリスジョンソン前ロンドン市長が次の英国の首相を決める与党・保守党の党首選に出馬しない事を表明した。
《中継:ロンドン/影山秀伸記者》
離脱に向け、一体だれが責任を持って交渉にあたるのか、混迷を極めている。これを受け本命候補と目されているのがメイ内相だ。ただメイ内相は国民投票までEU残留を主張してきただけに新たな首相に選ばれたとしても、離脱に向けた交渉を進められるのか不透明だ。こうした中、国民投票のやり直しを求める声が強まっている。ロンドンの中心部・トラファルガー広場では連日、残留を求める市民が集会を開いている。また英国の将来に絶望したのか隣国・アイルランドのパスポートを申請する人の数が急増している。アイルランドのパスポートは両親や祖父母のうち1人でもアイルランド生まれなら取得可能で、アイルランドのパスポートさえあればEUにも自由に往来する事が出来る。このほか英国連邦に属するカナダやニュージーランドなどのパスポートを取得できないかと考える市民も増えている。
一方でロンドンに本拠を構える企業の多くがどの程度影響が及ぶのか今は静かに見極めるスタンスを取っている。ただボーダフォンなどいざとなれば国外に脱出すると警告する企業も出てきた。これまで一部の金融機関が業務の移転を検討していると報じられてきたが、英国国内で約1万人以上雇用するボーダフォンが本拠地の移転の可能性を示した事は大きな衝撃だ。より有利な条件でEU離脱を果たしたい英国だが、それに失敗すればEU離脱の代償は益々大きくなる。以上ロンドンでした。
【混乱する本部職員たち】
《中継:ブリュッセル/豊島晋作記者》
EU首脳会議を終えたブリュッセルは今朝まで憂鬱な雨が降っていて、「まるで英国の嫌な天気がこちらに移ってきたよう」と話す市民もいた。今、EU本部で働く職員たちに衝撃が走っている。ヨーロッパ委員会のユンケル委員長は英国人職員に対し「今後の雇用について心配する必要はない」とメールを送っているが、EU内部では離脱が正式に決まれば管理職などの上級職員は事実上職場を追われるとの見方が有力だ。そして昨日まで世界中の報道陣が詰めかけていたEU本部も閑散としていて、まさに宴の後といった雰囲気となっている。
【「予感」させた意外なモノ】
EUを混乱させている英国離脱問題だが、お膝元・ブリュッセルでは意外なモノがそれを予見していた言われている。その1つがEU各国の国民性を表した土産用絵葉書だ。EUの共通通貨ユーロに絡めて各国を風刺したもの。例えばフランス人はシックなお洒落が得意という意味で「ユーロシック」、ドイツ人はビールを飲んでダイナミックに歌うということで「ユーロダイナミック」、そして英国民は「ユーロスケプティカル」(懐疑的)と描かれている。実際に英国はEUに対しても懐疑的な声が多く、今回の離脱をこの絵葉書がほのめかすような結果になってしまった。ブリュッセルでは他にも英国離脱を予感させる観光名所があった。テーマパーク「ミニヨーロッパ」でEU各国の代表的な建物のミニチュア模型が並んでいる。ロンドンのシンボル・ビッグベンの模型は最近2000万円近くをかけて修繕したばかり。その足下にはEU残留鳩離脱派の論争を国民投票の2か月前から反映していた。しかし英国離脱が現実のものとなると対応が難しいという。そして写真を撮る観光客の合言葉は「ブレグジット」。EU離脱の影響が一般人に広がっていくのはまだ時間がかかるといった印象だ。以上ブリュッセルからでした。
【EUの仕組み】
《大浜キャスター》
EUに加盟している国は28か国で本部はベルギー・ブリュッセルにある。域内の人口は5億820万人、日本の約4倍。GDP(域内総生産)は現在のレートで約1685兆円(世界2位)。
『 EUの組織 』
EU・トゥスク大統領、ドイツ・メルケル首相、フランス・オランド大統領、イタリア・レンツィ首相など各国首脳らで構成されるヨーロッパ理事会はEU全体の方向性を決めるサミットの様な機関。28日と29日に行われたEU首脳会議はこの理事会の事を指し、29日には英国・キャメロン首相抜きの27か国で話し合いが行われた。他にも市民の代表で構成されたヨーロッパ議会(議員数751人で各国の人口比で議席が配分されている)、各加盟国の閣僚が所属するEU理事会がある。EUの法律などはこの2つの機関が共同で決定する、いわば国会の様な役割を担っている。そして実際にEUを運営するのはヨーロッパ委員会(EU本部)で、行政・立法機関である。ここにはユンケル委員長のほか各国から1人ずつ27人の各分野の担当委員がいる。また在籍している職員は3万人。日本で言うところの霞が関。ひと月の給料が平均で約73万円など職員の待遇が恵まれ過ぎているとの指摘がある。どの様な組織なのか、専門家に話を聞いた。
【経験者が語るEUの正体とは】
「Brexit the Movie」は英国の国民投票の際、EU離脱派が作ったドキュメント映画。EUの組織やルールは不都合なものばかりと皮肉を交えながら紹介している。EU本部には充実の施設があり、職員は基本給以外に家族手当、娯楽手当、医療手当などがありバイアグラが無料、他にも電話代やパソコンの購入費に600万円近くが支給されるなど、離脱派は職員の待遇を無駄遣いと指摘していた。実際にはどうなのか。外務省の次席大使として2008年~2011年EUに派遣された経験を持つ国際基督教大学・植田隆子教授はベルギーのEu本部で毎日のようにEU職員と接していたという。
《植田隆子教授》
「EU職員は非常にレベルが高く、数ヶ国語ができて学歴が高い方々で、それに見合った給料だと思う。」
さらに映画はEUの複雑なルールについても紹介している。寝室だけでも何百にも上る規制。牛乳に至っては12653個もの法令が設けられているという。
--Q.決まりが多いというのは事実?
「おそらくそうだと思う。ただ1つの国でも決まりはある。日本でも食品衛生や自動車の安全基準もある。それと同じものがEUレベルである。」
離脱派はこうした規制は「EUから一方的に押し付けられている」と主張していた。しかし加盟国の国民の意思を反映させる仕組みがあり、離脱派の主張は行き過ぎだったと話す。
《植田教授》
「EUで法律を決める時に、加盟国の閣僚が会議に参加したりとか、直接選挙で選べる欧州議会の議員はイギリスから73人出している。国民の手の離れたところでハンドリングされているということは必ずしも正しくはないと思う。」
一方で植田教授は「EUの組織やルールが複雑なのは事実で、その分かりにくさが離脱派に利用された側面もある」という。
--Q.例えば各国政府の都合の悪いことがあると、「EUが悪い」と隠れ蓑にされる?
「それは非常にあると思う。EU本部からしたら割に合わないと感じているのではないでしょうか。EU市民に十分理解されないまま進めるようなことに対しては慎重になると思う。」
■マーケット
日本とイギリスの株価 戻りに差?
日経平均株価4日続伸となりました。ただ、今日の午前中に発表された5月の鉱工業生産指数がマイナス2.3%と市場予想のマイナス0.1%を下回ったことなどから伸び悩んで、終値は1万5,575円92銭と前日に比べて9円9銭高でした。イギリスの国民投票後、日経平均株価は下落した分の半分を取り戻しましたが、混乱の震源地であるイギリスの株価指数は29日に国民投票前の水準を回復しています。岡三証券の小川シニアストラテジストは同じように日経平均株価が回復するには「円高による企業業績への懸念がぬぐわれるまで、もしくは円高によりかっこ中央銀行の政策協調への期待が高まっているので、実際に行動に移されるかがポイント」と話しました。
■【コメンテーター】高田創氏(みずほ総研チーフエコノミスト)
・人気のふるさと納税、光と影・・・
--寄付額はどんどん増えているんですが、光と影をちゃんと見極めなければならないんですね。
「もちろんふるさと納税があるということは減っているところもあるわけですね。確かに今回いろんな方が応募してやっているわけなんですが、ふるさと納税は高所得者ほど控除額が大きいということがありまして、高所得者優遇との批判も結構あるんですよね。」
--その当たりを是正していくような方法も今後考えていかなくてはいけないですね。
「そうですね。税としてはそういう意味での難しさが残っているということだと思いますね。」
--ただ光もありますね。
「そうですね。やっぱりこれを通じて地域を知ってもらうPRの対象になりますね。場合によっては人が訪れるという事もあると思う。また熊本地震があったが、被災地を支援するような意味での広がりはとてもいいことだと思いますね。」
・意図せぬ通貨安競争、中央銀行どう動く?
--各国の中央銀行の動きにマーケットの期待が集まっているということですが、それが更なる緩和的な政策を取るかどうかということですか。
「特に日本やヨーロッパにはそういう期待があると思います。」
--日本で緩和というとどういう手法が・・・。
「さすがに7月は何かしてくるんだろうという見方が強いですが、ただなかなかマイナス金利の深堀りというのは、不人気ですから、RIETやETF、あとは外貨の流動性を供給してくるという部分があるんでしょうね。よっぽど為替が円高になった場合には、金利の深堀りがあるかもしれませんけど。」
--ECBはどうでしょうか。
「ECBは本来は追加緩和という議論があるんだと思うんですけど、そもそも通貨安戦争に近い世界ですから、ECBの場合ユーロがブレグジットの影響で下がってますよね。だからラッキーという感じですね。(緩和を)やらなくてもよくなったという感じですね。」
--あとはアメリカ、FRBは?
「アメリカの場合はどちらかというとこれまでは利上げと言われていたのが、利上げはする必要が無いのではないかと・・・。これはヘタをすると利下げなんじゃないかというような見方も一部に出てきた。ですからそうあった場合はよりドルが下がりやすくなってくるという状況ですから、日本だけが困ってしまうようなやや四面楚歌の状況ですね。」
--でも本来は金融政策の出番ではないと・・・
「私はもうどちらかというと金融政策よりは、財政を世界中でどうするかという議論だと思うんですけれども、まだなかなかそこまで行っていませんね。この前の伊勢志摩サミットではそういう議論があったわけですけれども、それを本当にもう一回どうするか、という議論が多分出てくるんじゃないかと思うんですね。」
・イギリス人の気質とは?
--安倍首相は今夜、キャメロン首相と電話会談を行いまして、日本企業はこれまで通り英国で経済活動を行えるよう要請した。これに対してキャメロン首相は日経企業を守るためにあらゆる手段を講じると答えました。世界中に影響を与えましたし、自国内も混乱しているわけなんですが、それでも英国が離脱を選んだ背景には、大憲章マグナカルタがあるのではないかと・・・。このマグナカルタというのは1215年に当時の英国王に対して貴族と都市が王権の制限をする、例えば徴税権の制限、それから貴族の特権、都市の自由などを認めさせたというものなんですが、それが背景なんですか。
「そうですね。イギリス自体そういう形で自由とか独立を守ってきた。徴税に対する抵抗ですとか、主権を守るとかですね、そういう思想がEUに対して自分たちは独立なんだというような根底に流れる気持ちがあったんじゃないかと思う。」
--さらに規制にうんざりしているということもあるようなんですが、EU加盟国12か国分の下院選挙で反EU政党の得票率がやはりぐんと伸びてきているんですね。
「ですから来年にまた選挙が多いですから、この流れがより深まりそうですよね。注視したいところですね。」
■ニュース
ふるさと納税に新たな試み
ふるさと納税で都心と地域を結ぶ「ふるさとチョイスカフェ」が1日のオープンを前に報道陣に公開されました。店内には九州の特産品が並びカフェでは長崎の平戸市特産のおむすびや味噌汁などが飲食できます。このカフェでは地方自治体や生産者、事業者が訪れ、寄付金の使い道や成果などを直接聞くことができます。ふるさと納税を巡っては高額な返礼品や換金性が高いものなど行き過ぎた自治体間の競争が問題になっていますが、このカフェで本来のふるさと納税にあり方を知ってもらいたいという狙いがあります。
【“ふるさと納税”カフェ・寄付金の使い道は】
ふるさと納税の2015年度の寄付額は前年度の4倍、1652億円にまで広がった。しかしその一方で寄付金の活用状況を公表していない自治体は4割を超えている。使い道の透明性を求める声が広がりを見せる中、新たに動きだした取り組みを取材した。
ふるさと納税で都心と地域を結ぶ「ふるさとチョイスCafe」。明日のオープンを前に報道陣に公開された。店内には佐賀県の「ビードロ」や熊本・天草の「海松紋」のコーヒーカップなど納税返礼品が並んでいる。7月31日まで九州フェア、それ以降は他の地域の特産品が並ぶ。さらに地域の名産物も食べる事も出来る。そしてこのカフェの一番の特徴が、来場者が寄付金の使い道を直接聞く事が出来ることだ。ふるさと納税を巡っては高額な返礼品や換金性が高いものなど行き過ぎた自治体間競争が問題になっていて、このカフェにはふるさと納税の本来の在り方を知ってもらいたいとの狙いもある。しかし一方で寄付金が1000万円以上集まらない自治体も5割近くあり、更なる伸びしろを求めていくべきとの意見も出た。
《カフェを運営するトラストバンク/須永珠代社長》
「この場所では地方自治体の方や事業者、生産者に来てもらい、生の声を聞く事でネットやテレビでは得られない本当の情報を知ってもらいたい。」
USJ“パパ世代”狙う新戦略
2015年の入場者数が東京ディズニーシーを抜いて国内のテーマパークで第2位となり、開業15周年を迎えたユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、今年のテーマである「やり過ぎ」なイベントをこの夏も開催しています。雪や水を浴びせる「やり過ぎ」な演出のターゲットは子どものいる「パパ世代」です。彼らを取り込もうと、今年の夏、初めて組むのが、「週刊少年ジャンプ」です。「ドラゴンボール」のアトラクションや、「ワンピース」のショーなど「パパ世代」を狙ったアトラクションが並びます。
根強い人気を誇るドラゴンボールのアトラクション「ドラゴンボールZザリアル4-D」は3D眼鏡をかけながらフルCGの立体的な映像でストーリーを楽しめるだけではなく、映像に合わせ座席が動いたり水しぶきがかかる4Dでドラゴンボールの世界を体感できます。イベントに合わせた食べ物やグッズにもこだわりがあります。さらにプロジェクションマッピングなどを使った「ワンピースプレミアショー2016」などパパ世代を狙ったアトラクションが並びます。
《ユーエスジェイコンテンツ開発室/中嶋啓之室長》
「父親が『USJ行こうよ』という家族のコミュニケーションが生まれ、パークに父親を中心にした多くの人が訪れる事を狙いとした。」
これまで女性や子ども向けへのアピールが中心だったテーマパークに父親を中心とした男性客を多く呼び込みたい考えです。
トルコテロ 容疑者13人拘束
トルコ最大の都市イスタンブールの国際空港で、43人が死亡した自爆テロで、警察当局は30日、イスタンブール市内の16ヵ所で一斉摘発を実施し、中東の過激派組織=「イスラム国」の戦闘員とみられる13人を拘束しました。また、トルコの当局者は、自爆した実行犯3人の国籍が、ロシア、ウズベキスタン、キルギスだと明らかにしました。
税逃れ防止へ向けOECD会合
「パナマ文書」の問題などを受けて国際的な税逃れの防止策を話し合うOECD=経済協力開発機構の租税委員会がきょうから2日間の日程で京都で始まりました。今回の会議には81の国と地域が参加し、国際的な課税ルールの整備や工程表を議論するほか、脱税対策に協力的でない国を特定する「ブラックリスト」の基準について取りまとめる方針です。
NEC 新炭素材料を発見
電機メーカー大手のNECは電気を通しやすい新たな炭素材料を発見し、その作製に世界で初めて成功したと発表しました。「カーボンナノブラシ」と名付けられたこの材料は、直径100ナノメートルで、ブラシのような毛羽立った構造をしています。カーボンナノブラシは電気を通す性能が他の炭素材料を大幅に上回ることからスマートフォンや、電気自動車の電池などに利用すれば、充電速度が10%から15%ほど向上することが分かりました。将来的には、数十秒で充電ができるような技術開発を進めたい考えです。来年度からサンプルを企業や研究機関に提供し、早期の実用化を目指します。
公取委 キヤノンの東芝子会社買収承認
公正取引委員会はキヤノンが東芝の子会社東芝メディカルシステムズを買収することを認めると発表しました。東芝はリストラ費用がかさむなど財務状況が悪化したことから子会社の東芝メディカルを売却するため入札を実施し公正取引委員会が審査していました。公正取引委員会は買収については認めたものの買収に至る手続きが独占禁止法の規定に違反する恐れがあるとして、キヤノンを注意しました。
韓国で人気の“かき氷”日本上陸
韓国で、ブームを巻き起こしたかき氷が、原宿に初上陸しました。250人もの大行列ができたのは、きょう、原宿に出店した「ソルビンハラジュク」です。韓国国内では、現在500店舗を展開しており、ふんわりとしたパウダースノーのようなミルクかき氷を味わうことができます。餅やきな粉を使った、韓国の伝統菓子を、若い人にも親しまれるように、現代風にアレンジして提供しています。原宿は、去年、台湾で人気のかき氷店が初出店するなど、かき氷の激戦区になっています。果たして勝算は?
■【ロングセラー研究所】明治「カール」
発売から約半世紀、大人から子供までを引き付ける日本初のコーンスナック菓子「カール」の秘密とは?
東京・江東区の「明治」を訪ねました。
《明治菓子商品開発部/倉重雅彦さん》
「当時、明治製菓の主力商品はチョコレートが中心。夏場に売れるものが必要だとしてスナック菓子に行きついた。」
明治は、1926年に発売した「ミルクチョコレート」が大ヒット。しかし、当時は、夏場にチョコレート溶けてしまうため、売れ行きが落ちるのが課題でした。そこで、1968年に日本初のコーンスナック菓子「カール」が誕生しました。カールは、大阪工場で作られています。案内されたのは、カールの生地を作る成型機。原料のトウモロコシを180度の熱で押し出すと1秒間に約60個というスピードで生地ができあがります。さらに、人気を不動のものにしたCMキャラクター「カールおじさん」の謎に迫ります。
■【トレたま】触感型ゲームコントローラー
触感型ゲームコントローラー「T.T.FILE4,295」はコントローラーから電気を流すことによって筋肉が収縮しけんが引っ張られ指先が動き重さを感じることができる。
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【トレたまキャスター】相内優香