もしも～し、私やけど、替わるね。と、携帯にＯ君の奥さんから、電話が、かかってきた。「もしもし・・今度、髪切ってほしい・・」かぼそい声だが、間違いなく、Ｏ君の声だ！ その声を聞いたら、胸にこみあげる思いがあり、涙が、出そうになった。久しぶりに聞いたＯ君の声！４ヶ月ぶりか！？以前、ブログに書いたが、Ｏ君は、自分のかけがえのない友人である。３月末に、入院し、手術を受け、２週間くらいで、退院するから・・と、言っていたんだが、手術の失敗で、再手術、再々手術を受けて、４月から、３ヶ月間、ずっと、IＣＵ(集中治療室)に、入っていたのだ。その間、何度も、生命の危機に見まわれ、急いで、病院に駆けつけた事も、幾度か・・・その度に、心配し、回復を、祈るしかなかった。正直、Ｏ君の奥さんから、電話が、かかると、ドキリとして、内容を聞くまで、緊張したものだ。だが、長いIＣＵの、治療から、やっと、先週、一般病棟に、移ることができたのだ。まだ、呼吸が、不安定な為、管を、通して呼吸し、栄養は、鼻
から、チューブで、注入している状態だが・・・ここ数日、かき氷や、すいかの汁、アイスクリームなども、少し、口にできるようになったという。ビン入りコーラが、飲みたいと言っているが、これは、まだ、医師の許可が、でないとか・・？ずっと、点滴で、栄養をとっていたのだから、しゃばの食べ物の味は、堪らなく、美味しく感じるだろう！？それにしても、Ｏ君、なんという強い精神力と、体力なんだろう。IＣＵの、光の当たらない暗い部屋で、全身、管やら、チューブだらけで、動けない、話せない、ベッドに縛り付けられた状態！普通の人なら、とうに、へこたれてしまうところだが、こんな事で、死ぬわけにいかん！と、頑張りぬいたのだ！ あちこち、切り刻まれて、傷だらけだという事だが、頑張り抜いたのだ。Ｏ君、君は、凄いよ！ IＣＵにいる間は、面会もできないので、病院に、見舞いに行っても、奥さんを、励まし、容態を聞いてくるしか、できなかったのだが・・・。まさか、昨日、酷いながらも、Ｏ君本人が、電話をかけてくれて、話せると
は思わなかったので、嬉しかったよ！うちの嫁にも、よろしく～と、言葉をかけてくれるなんて・・・相変わらず、君は、気配りも、忘れないな。生憎、うちの嫁と、同じく、これからは、人工透析を受けて、生きなければ、ならないが・・・！又、君と、車談義も、できるし、メンテナンスの指示も、仰げる。君には、まだ、教えてもらいたいことが、山ほどあるよ。これからも、焦らず、慌てず、しっかり、治して、また、お互い、楽しく生きようや！ 回復を祈ってるよ！
