トキソイドワクチン(toxoid vaccine)のページを更新
- トキソイドワクチン(toxoid vaccine)は、細菌の産生する毒素(トキシン)を取り出し、免疫を作る能力は持っているが毒性は無いようにしたものです。不活化ワクチンとして分類されることもあります。ジフテリア、破傷風のワクチンは、トキソイドです。
破傷風ワクチンは、破傷風菌がもつ毒素(トキソイド)を精製濃縮し、ホルマリンを加えて無毒化したものです。
破傷風ワクチンは定期予防接種の「3種混合ワクチン」に含まれており、12歳の時に接種していれば、20代前半までは免疫がありますが(約10年間の免疫持続)、最終接種から10年経過した方は、追加の予防接種が必要です。
破傷風トキソイドを3~8週間の間隔で2回接種後、4週間で免疫を獲得できます。 さらに6~12か月後、または18ヶ月後に3回目のワクチン接種を行えば約10年は免疫が持続されます。接種間隔を守り、正しく接種すれば予防率はほぼ100%です。