森の里ホームズのブログ

デルタ株の脅威

新型コロナのデルタ株感染者のウイルス量は従来株の1000倍以上という査読前の論文が出ており、周囲に飛散するウイルス量が多いことが、一人の感染者からより多くの人に感染させやすい理由の一つと考えられています。

CDCは、「水ぼうそう並み」と感染力と報告していますが、何をベースにどう計算したのかは把握できていません。CDCの資料を見ると、デルタ株で1人が感染させる基本再生産数は5~9人ぐらいと幅を持たせた評価になっています。その範囲の中に「水ぼうそう」も入っているので、そう発表したのだと思います。水ぼうそうは、すれ違っても感染して、保育園で1人感染者が出たら保育園中に広がるような感染症です。

デルタ株はそれほどの感染力は持っていないと思いますが、無症状の時期の感染者を含むお友達2~3人でランチに行って、大騒ぎするわけでもなく普通の声で話していても感染している人がいます。または職場でマスクを外して少し話をするとかでも感染しています。つまり、今までの濃厚接触者の定義、「1m以内の距離で、 必要な感染予防策なしで患者と15分以上の接触があった人」は甘すぎると考えられます。

実際にウイルス量は従来株の1000倍以上、感染してから陽性になるまでの期間は2日ぐらい短いという査読前論文もあります。さらに感染してから、症状の進行が速いようです。うつしやすい条件を備えてきている。かつ重症化もさせやすいし、死亡リスクも高いという報告がカナダやシンガポールから出てきています。デルタ株は2回接種後に感染するブレイクスルー感染の場合もウイルス量が多いという話もありますので、皆さん、気を付けてください。

(いろいろなところから情報を集めていますので、出典は省略します。)


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コメント一覧

サリー
 8月12日の東京都のモニタリング会議では、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長が五輪の影響について言及。「感染リスクが高いにもかかわらず、五輪競技場の周辺や沿道では、大勢の人が集まり、応援する姿が見られた。いま一度、屋外であっても密集・密接することは、感染リスクが高いことを啓発する必要がある」と警鐘を鳴らすと、小池都知事は真っ向から否定した。「大曲先生は印象論でおっしゃっている」とバッサリ。「交通需要マネジメントも人流抑制に役立った。数字にも表れている。テレワークの推進も図った。ライブサイトも見直し、ステイホームで応援していただいたからこそ、視聴率も上がった」と強調した上で、「エピソードベースではなくエビデンスベースで語ることが重要だ」と述べたそうです。こんなこと言っているから感染爆発を起こしたのでしょう!もっと対策をしっかりやるべきです。
サリー
新型コロナウイルスの感染が確認されるまでの潜伏期間がデルタ変異ウイルスは4日、既存のウイルスより2日ほど短い。
体中でウイルスが増殖する速度が速い。
従来のウイルス感染者よりも密度が最大1260倍高かった。
ということに関しては、ネイチャー誌は21日(現地時間)、中国疾病予防センター(CDC)のルージン博士の研究グループの発表で確認できました。
https://www.nature.com/articles/d41586-021-01986-w
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