森の里ホームズのブログ

埼玉県の宿泊・自宅療養者支援センターがまた問題を起こした

自宅療養中の60代男性が死亡 12日間、安否確認されず さいたま
9/1(水) 8:57配信

『さいたま市は31日、新型コロナウイルスに感染して自宅療養中の60代男性が12日間、安否確認がとられずに死亡したと発表した。基礎疾患があったという。この間、健康観察を担当した県の宿泊・自宅療養者支援センターは男性と連絡が取れない状態が続いていた。支援センターの業務を請け負っている会社は対応に問題があったことを取材に認めた。
 支援センターの対応の不備で自宅療養者の死亡が明らかになったのは2人目。

 市によると、男性は11日に感染が判明。38度の発熱や倦怠(けんたい)感があったが、血中酸素飽和度が97%の軽症で、入院は必要ないと判断された。保健所は12、13日、男性に電話をかけて体調を確認したが異常はなかったという。13日午後、支援センターに健康観察の業務を移した。
 市によると、支援センターはその後、男性に自動音声による電話をかけたが応答がなかった。このため、支援センターの看護師が19、21、24日に直接電話。それでも男性と連絡がとれなかった。本来ならば、直接電話に出ない場合は、保健所に連絡し、保健所の職員が自宅を訪れて安否確認しなければならなかった。だが、支援センターは保健所に連絡していなかった。

 27日になって、家族が119番通報。救急隊員が駆けつけたが、男性は心肺停止状態だった。同居する妻もコロナに感染して自宅療養していた。その後の警察の調べで、男性は25日に死亡していたことがわかったという。保健所は27日まで、支援センターが男性と連絡がとれていなかったことを知らなかったという。

 支援センターの業務を請け負っている会社の担当者は取材に「この患者を本来なら保健所につなげなければならなかったが、電話をかけた看護師はその後、重症化した人の対応を優先してそのままになってしまった」と釈明。「チェック体制があるべきだが、ほかの職員も気づかなかった。感染者数の急激な増大で、健康観察の対象者は想定した7倍の7千人にもなり、一日に電話をかける件数は9千件に上っていた。約50人いる職員ではとても対応できなくなっていた」と話した。』

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「自宅療養者」とは名ばかりで自宅放置された患者さんは、本当にお気の毒だと思います。それにしても支援センターの業務を請け負っている会社の無責任ぶりには本当に呆れます。50人の職員で足りなければ、すぐにアルバイトでも電話対応できる人を雇えばいいと思うのですが。仕事を求めている人はたくさんいると思うし、安否確認の電話なら、看護師でなくてもできると思います。


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