元・N大学工学部助教授でミステリー作家でもある森博嗣が
科学的な思考の大切さについて語った本
と言っても全く堅苦しくなく、
スラスラと読めるのですが、内容は素晴らしい
森博嗣のミステリーはデビュー作の「すべてがFになる」を始めとする
S&Mシリーズからずっと読んでいたのですが、
Gシリーズの途中でフェイドアウトしちゃってます…
でも、小説に出て来る犀川先生の思考法にはとても魅かれていました。
思 . . . 本文を読む
「夢」を題材にした話と言えば、
夏目漱石の小説「夢十夜」や黒澤明の映画「夢」がありますが、
このマンガもそんな「夢」のお話。
でも、それよりも「邯鄲の夢」や「胡蝶の夢」に近いかな?
夢は現実で、現実は夢であるかもしれないってことは、
誰でも思ったことがあると思いますが、
そんな話を登場人物を人間でなくカモノハシや
犬・猫・羊・獏・ハリネズミ・カンガルーなどの動物にして、
18の夢がそれぞれ奇妙に連 . . . 本文を読む
奈良の美しい景色や美術品の写真と言えば、入江泰吉ですが、
普段の写真と違って、戦後の奈良の素朴な風景の写真集です。
僕が奈良に引っ越して来たのは昭和46年ですから、
もちろんこの写真の頃の奈良は知りません
しかし、何か懐かしい
平安京に遷都してから、約1150年間、
あまり変わっていないんじゃないかと思うような写真の風景が、
この50年で急激に変わってしまったことに、寂しさを感じます
…が、相 . . . 本文を読む
三津田信三の刀城言耶シリーズの最新刊は5編から成る短編集
戦後の日本を舞台にホラーとミステリーを融合させた作風が魅力の刀城言耶シリーズは、
横溝正史の金田一耕助シリーズと時代的にかぶるんですが、
こちらはホラーというが民俗学的伝奇要素が含まれていて…
(というかそっちがメインのような感じもしますが)
登場人物のキャラクターも良く、
小説の雰囲気は好きなシリーズです
しかし、結構推理はグダグダだし . . . 本文を読む
コパ・アメリカはウルグアイの優勝で幕を閉じました
アルゼンチンじゃなかったのは残念ですが
ウルグアイは古豪というイメージでしたが、
ワールドカップベスト4、そしてこのコパ・アメリカ優勝ですっかり復活して、
強豪国の仲間入りだと認識させられました
最近のアルゼンチンは、ちっとも強豪に思えませんが…
それにしてもフォルラン、スアレスの2トップは強烈ですね~
ここに怪我から復帰したらカバ . . . 本文を読む
サザエさんって、ずっと視聴率良いんですよね。
すごいな~
でも、何で時代を越えて未だに人気があるのかな?
時代設定は放送が始まった昭和44年くらいのままで、
空地で野球するわ、塾も行かないし、携帯やテレビゲームもないし...
ちびまる子ちゃんもそうだけど、
僕等が小さい頃、学園物の再放送を楽しんでたような感覚で
今の子供達も観てるんかな~?
さて、この公式のアニメの本ですが、
登場キャラクターの . . . 本文を読む
残念な事にイギリスの人気R&Bシンガーの
エイミー・ワインハウスが亡くなりました
2006年にリリースされた「Back to Black 」は本当に素晴らしい作品で、
2007年にイギリスで最も売れたアルバムになり、
2008年のグラミー賞では最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など5部門を受賞したのですが、
私生活では薬物中毒にアルコール依存症…
今年の6月のコンサートでは、開始時間を大幅に遅れた上に、 . . . 本文を読む
こんにちは。スタッフの新谷です。
台風の影響もあり、ここ2~3日は少し涼しい日が続きました。
また今日あたりから暑い日が続くと言っていますが…
皆さん、夏バテされてませんか?
今年の夏は、地震で福島原発の事故もあり、節電を呼びかけています。
梅雨をすぎたころから、「塩入り」の飲料や食品など
よくスーパー等で目にする様になりました。
又暑さ対策グッズもたくさんでてます。
私も仕事のoffの日の日中は . . . 本文を読む
2つの恒星が両者の重心の周りを軌道運動している天体を連星というのですが、
地球から3000光年のかなたで、この連星が見つかったそうです
太陽サイズの恒星がその終末として、質量はそのままで大きさが縮小することによって
スプーン1杯あたりの質量が自動車1台分もある非常に高密度の天体・白色矮星となったものが、
秒速595キロという猛スピードで螺旋を描きながら
お互いに引き寄せられていて、最終的には衝突し . . . 本文を読む
タイトルや帯の推薦文から、隆慶一郎の傑作「影武者徳川家康」のような
スケールを期待していたんですが…ちょっと期待外れ
北方謙三の歴史小説のように鎌倉側も格好良く描いた方が良かったかな?
それと義経本人に魅力がなさ過ぎた
見せ場の平家との合戦もあっさりし過ぎだよな~…
判官贔屓の僕としては、もっと義経は格好良くあって欲しい
やっぱり吉川英治の「新・平家物語」が良いな~
しかし今まで読んで来た源平 . . . 本文を読む
毎日うだるような暑さが続いていますが、
皆様ご体調を崩したりしていませんか?
今年は節電も重なって、特に暑く感じますね。
我が家はマンションの3階。
仕事から帰ってきたら、家中の物(シャンプーまで!!!)が
すべてあたたまっているという暑さです。
そこで今流行りのグリーンカーテンを始めました。
ホームセンターおすすめのゴーヤにキュウリ、
さらには緑ならいいやってことでバジル(日陰にならない…)、
. . . 本文を読む
第三回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作である本作は、
貴志祐介の「黒い家」のような保険金殺人をテーマを
湊かなえのようなスタイルで書いた作品なんですが、
内容はなかなか良かった
これがデビュー作である著者の深木章子は1947年生まれで、
東大法学部を出て弁護士になり、退職後に執筆活動を始めたとのことですが、
その知識と経験が活かされている、しっかりとした作品です
もちろんミステリーとして . . . 本文を読む
自国開催で優勝を目指していたはずのコパアメリカでしたが、
アルゼンチンは何とか予選は突破したものの
準々決勝という早すぎるステージで姿を消す事となりました…
家にテレビがない僕は実家に帰り観戦したのですが、
試合開始と共に両チーム、すごい気合いが入ったプレーで魅せてくれました
先制点も生み出したフォルランのFKの正確さ、
2人3人を物ともせずに突破するメッシ、
そしてイグアインへの同点に追いつく . . . 本文を読む
急死した父親から送られてきた一通のメールから
不治の病の特効薬を造り出そうとする主人公と、
難病に冒された息子の治療費を稼ぐために
詳細不明の作戦に参加するためコンゴのジャングルに潜入する傭兵、
そして更にアメリカの大統領の思惑が絡み合う・・・
最初はそれぞれがどう絡んでくるのか判らずに、
ちょっとだらけてページが進みませんでしたが、
話が進むにつれて、どんどん引き込まれて行きました。
ちょっ . . . 本文を読む
今年も誕生日を迎えました
まぁ、普段と何も変わらない1日なんですけど、
色んな方達から「おめでとう」と言って頂けるのは、
やはりうれしいものです
スタッフからは、奈良の特産品でもある高山のかきもち、
その中でも僕の好きな「蓬莱」という種類のおかきを頂きました
ありがとうございます
診療も終わったし、この後は…家に帰って本でも読みますか . . . 本文を読む