ここ数年、街中の主要な広場や道路にスロープの設置が増えて目につくようになった。バスでは体の不自由な方に席を譲ること、段差があるところで手を差し伸べるのは、モンテビデオではごく普通に皆やっている。驚くのは日本の方、地下鉄に乗って年配の人が乗車してきても席を譲る人が本当に少ない。寝たふり?が多い。スロープの登場で今まで遠回り・遠慮してきた所に行けるようになった人々がいるはず・・・
ご近所の歩道のスロープもあちこちできてきた。
ランブラ(海岸通り)を夕方通ると、両足の不自由な方がこのビーチの前のスロープを利用してリハビリをしていたのに思わず目が留まった。このビーチの前のスロープができた時は、「車椅子で砂浜に下りる人がいるのかな?」なんて浅はかに考えていたが、晴天のビーチ、太陽を浴びてリハビリしている人をみてスロープの必要性と、体が不自由な人にとって砂浜へ近つく大きなステップだと実感した夕刻でした。