ウルグアイ東方共和国 モンテヴィデオ市の住人より

モンテヴィデオ市の住人のつぶやき・・・・

110回目の誕生日!

2009年05月13日 | サッカー・スポーツ

Photo:C.N de F

いやいやご近所では、花火もあがってサー大変。どなたの誕生日?それは、
サッカー・クラブチーム ナシオナルが1899年5月14日の110年前に結成された輝かしい日!なのですナシオナルの愛称はボルソ(ポケット)。100年前のユニフォームにポケットがアレンジされていた為、今日でもファンの事も”ボルソ”といいます
ナシオナルのことを知らない方のために、ちなみにご紹介しますと、南米クラブ選手権優勝3回、世界クラブ選手権前のインターコンチネンタルカップの3度の優勝、第1回目のトヨタカップ優勝チームは記念すべきこのナシオナル!日本はまだバブリーな時代で寒い雪の日だったということを記憶しております・・・
ちなみにウルグアイ2大チームのもうひとつのチーム・ペニャロールは、1913年生まれ。


ラグビーワールドカップ2011 南米予選  開催中

2009年05月01日 | サッカー・スポーツ
モンテヴィデオ市内チャルーア・スタジアムにて4月25日より5月23日まで、2011年のワールドカップの予選も兼ねた南米選手権2009が行われている。参加国は、南米地区でトップのアルゼンチン、次いでウルグアイ、チリ、パラグアイ、なぜだか非常に弱いブラジルの5カ国。5月20日と23日の準決勝・決勝が見もの。


ラグビー・ウルグアイ代表の愛称、LOS TEROS(ロス テロス)テルテル鳥。
姿美しく、敵をみつけたら素早く攻撃・・というのが、私の印象と実体験。以前、ピッチにいたらテルテルが低飛行で襲ってきた!が、幸い素早く逃げたのでアタックされずにすみましたが・・・

さてそれはさておき、我がロステロスは、ブラジル、パラグアイを軽くこなして、週末のチリ戦に備えているが、本敵は、何と言っても世界ランキング5位のアルゼンチン。ロステロスは20位。Vamos arriba!(ヴァーモス・アリーバ)がんばれ!

南米U-17選手権 ウルグアイ代表の顔

2009年04月19日 | サッカー・スポーツ
出発前に確定した欧州チームとの契約で一時南米選手権の参加が危ぶまれたが、父親と現所属チーム・ダヌビオとの話し合いで、チリ行きが直前に決まった、ゴンサーロ バッレト(写真右)。そして見事、その出発前のゴタゴタを払拭して、地元チリとの第一試合で、2ゴールをはなち、チャルーア・デフェンスの要、ジェノバのポレンタ(写真左)と共に代表の顔となった。試合前にウルグアイの国歌を力込めて歌い、ゴールをはなった姿をみて、きっと今は父親も誇りに感じていることでしょう ウルグアイU17代表の注目選手

欧州チームなどと契約が成立すると莫大な契約金が動く。そのおよそ80%近くを選手の代理人のものとなる。残りは選手の家族へ。今回のような国際試合は、まさに選手の見本市で、キャプテン・ポレンタのジェノバとの契約はU15の選手権で決まった。そこで、国際試合に参加する時点、ウルグアイの所属チームとの契約書にサインをされているか否やかで代理人は大きく懐具合がかわってくる。もし選手が地元チームと契約をしていない状態であれば、、選手の代理人は契約金を所属チームとシェアーしなくて済む。それを回避する為に、SUB15,SUB17で、代理人がまとまったいわゆる”前金”を支払い、サインをさせないこともあると言う。小さい時から育てている地元のチームは、いい選手を育て、選手が受け取る契約金の一部で次世代を育てる資金にしている。代理人は良い条件で選手を市場に出す為に駆け引きをしている・・・ピッチの中と外のプレー、サッカービジネス。

南米U-17 選手権 青田買い

2009年04月15日 | サッカー・スポーツ
4月17日よりチリにてU-17南米選手権が始まる。10月にナイジェリアで開催される世界選手権に向けての大会である。選抜された17歳以下の選手20名が、強化合宿を終えていよいよチリに向けて出発準備の段階に入った。
その20名に中に既にプロとして契約している選手・・・・・・全員
欧州のチームと契約が成立している選手・・・・・・・・・・・5名
既に伊・ジェノバで15歳からプレーしているのがキャプテン、ディエゴ・ポレンタ。彼は、昨年4月、ジェノバから150万ドルの契約金と、月給7000ユーロ、自宅2軒、両親の仕事を保障されウルグアイを旅たった。


出発段階で、英・チェルシーとの契約が確定したのは、ゴンサーロ・バレット(写真)。しかしこの契約が波紋を呼んでいる。18歳以下の外国への旅行は、保護者である親の許可が必要となる。しかしながら父親は、「今は、英国へ行くことが優先でウルグアイ代表でチリに行くことを許さない」と。本人は「1年前からウルグアイ代表に選抜され練習しているから試合には参加したいが、家族の決定に従う・・・」と。名誉よりパンの現実がある。


地元の新聞社のアンケートによると、9%の父親が、息子がサッカー選手になることを夢見、およそ6万人の子供たちが、ベイビー・少年サッカーに所属している。
そのうち0.9%がプロにたどりつく。毎年350人ほどがウルグアイの一部リーグでプレーし、そのうちの一割が欧州へ出かけていく。

2010年FIFAワールドカップ南米予選 ウルグアイ

2009年03月29日 | サッカー・スポーツ
輝かしいウルグアイサッカー協会のロゴ。頭に★4つ。おなじみワールドサッカーの最初の優勝国、その後リオでのマラカナッソ。オリンピックでは金メダル2回。
伝統国・古豪と最近では言われてしまうが、選手たちにとってユニフォームにもある★4つは重責だという話を直接何度も聞いた・・・
対パラグアイ戦。南米地区トップで23ポイント。ホームのウルグアイは地区5位の13ポイントできわめて微妙なところ・・・今日勝てば、南アフリカ決定のパラグアイは、報道によると、なんと!バス100台・チャター2機でファンがアスンシオンからおこしになっているのにはびっくり。モンテヴィデオからアスンシオンまでバスで20時間以上。まったくごくろさまです。


さて肝心の試合、マエストロ・タバーレス監督(タバレース先生・元小学校教師なのであだ名されてしまった。)は、2-5-3で、最強のデフェンスメンバーを発表。セレステ(ウルグアイ代表の呼称)のキャプテン・ルガーノ(写真)、カセレス、ペレイラ。まさにチャルーア軍団(チャルーア;ウルグアイに存在した原住民。最後まで侵略者に勇敢に抵抗し続けたことからウルグアイ代表のニックネームにもなっている)と若手の一押スアーレスとフォーランのコンビネーションで2得点!いずれもスアーレスの落ち着いたアシスト。デフェンスのルガーノは後半2点目のゴールをしてまさにチャルーア根性! ご近所は、来週水曜日のチリ戦までこの勝利に酔いしれます

PHOTO:AFP LUGANO

WBC 決勝

2009年03月24日 | サッカー・スポーツ

野球とは無縁?のこのサッカー伝統国でも、めずらしくWBCの決勝戦がケーブルとDiretTV で放送された。西語圏からの参加は地理的に米国から近い、キューバ、メキシコ、ベネズエラ、プエルトリコだけ。野球のルールなんて知らない人が多いし、「いつゴールがくるの?レッドカードはあるの?」と、からかわれるのでタラり。中継の西語解説者、試合前のセレモニー、国際競技での国歌は特別のものがあるので楽しみにしていたのが、国歌演奏中ずっとしゃべり続けて少しテンションを下げてくれた。大接戦の試合中、解説者が、「松坂やダルビッシュの実績や評判を讃える記者や評論家はたくさんいるようだが、岩隈の中味はずっと超えるものがある すごい!」と褒めまくっていたのには同感。
夜更かしして良かった! 感動の一瞬。解説者によると2016年にはWBCの参加国が16チームから23に増えるとか。
ちなみにこのサッカー国に、70年代 ”白百合の花”と名したアマチュアの野球チームが存在し週末30人以上のメンバーでプレーしたいたそうです・・・・

祝・ウルグアイ準優勝!  ビーチサッカー ドバイへの切符

2009年03月15日 | サッカー・スポーツ

グループ1位で通過したウルグアイ。優勝決定戦の試合相手は、世界チャンピオン・ブラジル。しかしながらなんとなくムードは2位でドバイ行きは決定しているんだ!って感じが漂っている。セレステのファンは、余裕でマテ茶を持参し3位決定戦を観戦。必死なのは、エクアドルとアルゼンチン。

試合の合間にポリータス(チアガール)がでてきてムードつくり。試合中ヤジを飛ばして憂さ晴らししていた男性諸君は急に立ち上がってムチャチャ達に見とれて上がったテンションを下げ我に返る。
3位決定戦は大接戦で引き分け、延長の3分枠でアルゼンチンがゴール。エクアドルの選手は砂にまみれて泣き崩れていた・・・セレステファンは試合中露骨にエクアドルを声援。私は一体どこの国にいるの?というほどの声援ぶり。


3位はアルゼンチンに決まり、いよいよセレステが登場!の前に カンドンベ(ウルグアイの民族音楽)のグループが登場して場を盛り上げる・・こんなに盛り上げ
ていいのかな?すっかりお祭り気分。

試合は世界チャンピオンの勝ち。ブラジルのアンドレスはこの大会で最高得点者。
11月のドバイできっと注目される選手になるでしょう。
今日はポシートスのスタジアムに2200人入り満員でした。ウルグアイ準優勝おめでとう!


FIFA ビーチサッカーワールドカップ2009南米予選モンテビデオ

2009年03月12日 | サッカー・スポーツ
生ビーチサッカー・・おもしろいです。地元セレステ(ウルグアイ代表の愛称)が登場、素通りするわけにいきません。パラグアイ対ヴェネズエラ、チリ対アルゼンチン、ブラジル対エクアドル・・と続き、雨も上がり、正面以外のスタンドは、かなり一杯になっていました。ビーチがあるの?のパラグアイの勝利でスタート、ブラジルの数名の選手は砂を泳ぐようにプレー、チリは意外な粘り強さで勝ち、そして我らセレステは、CHARRUA 8番ミゲルのロングシュートと隙をゆるさない軽快なフットワークで6-1でペルーを圧勝!気持よくご近所の皆さん退散されていきました。

買い物ついでに FIFA ビーチサッカー2009南米予選 

2009年03月12日 | サッカー・スポーツ
3月11日から15日までポシートス・ビーチで開催。このビーチ、まわりは住宅・マンション地区。10年ほど前までは近所の人たちが集まって気軽にビーチで遊んでいたのに、最近は”ビーチもの”がやたらと流行し始めて、ビーチサッカーをはじめ、ビーチバレー、ビーチコンサート、ビーチミュージアムなど、その度にビーチが様変わりして忙しい・・・それにしもこの特設スタジオ、一晩で出来上がっていたのにはビックリ。やっぱりサッカーの伝統国?(笑)参加国は、ウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、チリ、エクアドル、ペルー、ベネズエラ。
優勝決定戦は、3月15日(日)15時15分とか。スーパーで買い物帰りに立ち寄ってはじめて生ビーチサッカーをみました。