これは Ｃｏｏｌ と思いました

　ＴＶ番組 “Ｃｏｏｌ　Ｊａｐａｎ （ＢＳ１）” でのこと、テーマは “盆栽” その中で取り上げられていた脇役 “ジョロ” である。
　漢字で書くと “如雨露” つまり “雨や露の如く” 水を撒くための道具であって、そのための工夫があるという。　散水口（ハス口）の穴の数と穴の断面形状（円錐状ー内側と外側の径が異なる）に特徴があり、長い導管部分（竿：ａ-ｂ間）は最適な水滴を噴き出すための水圧を得るために７３ｃｍが必要とのこと。　加えて盆栽や苔に対して殺菌効果を持たせるため、ジョロの本体材質には銅板を使っていた。　全てが手作りのため、注文しても、現在１年の予約待ちとのこと。
　以下は内緒の話ですが、ちなみに我家のベランダの鉢では、婆がよくジョロを使わないで容器から直接水をやるので、土に穴が掘れたりしており、跡を竹のヘラなどで私が修復しています。　これは極めて Ｎｏｔ Ｃｏｏｌ です。