市川海老蔵

プロフェッショナル 仕事の流儀
「市川海老蔵」を録画しておいたので見ました。

自分の生い立ちに
どうして自分の進路が勝手に決められてしまうのか？
などなどから・・・
随分自暴自棄の生活もしたようです。

お父様（団十郎）の緊急入院も
本人の意思決定にかなり影響を与えたようです。

一番は・・・
祖父の映画を見て
カッコ良さ・素晴らしさに「この世界で生きる」
・・・を決意したようです。

代々伝わる演技の「型」を守るというのは
守り…『これじゃなくちゃいけない』
と言うことイコール、『これでいいんだ』
・・・的なことになりがちな部分もあるので
歌舞伎の伝統を守りながら、
現状に満足せず攻め続けて行くのが自分の使命。

浴びるほど飲んだという酒を控え、
タバコもピタリとやめたと言う弱冠３２歳

”生き急いでいるかのよう”…と思わせるほどの
ハードなスケジュールでの行動は

「歌舞伎役者は、２０歳とか３０歳とか４０歳はハナタレ小僧。
体が動かなくなってきてからようやく、
芸とは何なのかが見えてくるはず。
それに少しでも近づくためは、
今をどれだけ突き進むかにかかっている。」

自分の評価は
「死んでから・どれだけ長く皆の心に生き続けられるか」
ではないかとの言葉が返って来ました。

プロフェッショナルとは・・・に
「今日の自分を超える事を継続し続ける事…かな」との答え。


歌舞伎座で「外郎売」を観てから
彼にはとても魅力を感じています。