もめん亭の部屋

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劇団「民藝」・・・による「浅草物語」

2007-07-22 20:27:10 | Weblog
観て来ました。

浅草生まれの作者「小幡欣治」さんが
はじめてふるさとを舞台にした、とっておきの書き下ろしコメディだそうです。 
(育った実家は作品通りの布団やさん・とか)

ときは1937年、日中戦争がはじまった年の秋の設定。
当時の浅草は西にオペラの六区、北に江戸時代いらいの遊郭吉原、
とても賑やかな界隈だったようです。
日に日に高まる軍靴の音に脅かされながらも、
隣近所が家族のように片寄せあって・・・人びとは明るくたくましく生きていたのだと。


キャスト

鏑木りん(「モロッコ」の女主人)・・・・・・・・・・・・・・奈良岡朋子
鈴木市之進(マル市酒店の大旦那)・・・・・・・・・・大滝秀治
大浦くみ(市之進の長女・蒲団店の女主人)・・・日色ともゑ

あらすじ・・・です。

還暦を過ぎて隠居した浅草っ子のおじいちゃん(大滝秀治)が結婚したいと言い出します。
相手は二十も若い吉原の花魁あがりとか、一男四女の家族会議はすったもんだの大騒ぎです。
父親思いの長女(日色ともゑ)がその女性の事を知ろうと訪ねていくと・・・
役者さんたちも出入りする、カフェのママでした。
おじいちゃんの貸家にお店を出していたのです。
でも結婚なんて気はさらさらなく・・・
家出娘をかくまったりして、キップの良い姐御肌です。
カフェで皆が歌う「私の青空」・・・エノケンさんを思い出しました。

色々あり、その後・長女のふとん屋に同居したおじいちゃんは十七になる孫をかわいがり、お酉様の夜に吉原につれ出そうとするけれども、もののみごとに大失敗。

この辺のドタバタは、言い表しようもないほど・・・
一緒になって、心配してしまうほど。。。

助けた家出娘に裏切られたママは警察に挙げられて、
そこには過去がつきまといます。

ママには母子のあいだを裂かれた息子がいたのです。

その息子から、新潟で結婚するので来てほしいと言う手紙を貰います。
ママは、知人(吉原女郎の折の)を介してず~っと送金していました。

ある夜ママは、つらい胸のうちをおじいちゃんに明かすのでした・・・。 
(かつては息子を返して・・・と新潟へ行ったことなど・・・)
同じように、やはり宿場女郎の子で里子に出されたというおじいちゃんは・・・
小さいときは怨んだこともあるが 、人の親となり世の中が見え、親も身をきる思いであったろう事が察せられる・・・と

無視し続けようとするママを息子が訪ねて来ます。
・・・赤紙がきた・・・
その子はホボ事実を知っていましたが、「親は親」と・・・


一度は、会う決心をしながらも・・・
お酉様の日で泥酔していたママは・・・自分の体たらくの姿を恥じ、会わずに追い返しますが
出征に間に合うように、新潟行きの最終列車に乗る。
おじいちゃんが、「帰ってきたら結婚を・・・」のプロポーズ。

人間喜劇・浅草の庶民性「好き人情」を織り込んだ
哀しくも楽しいお芝居でした。
ベテラン俳優さん達の演技に、同じ時代を・・・
ホンの数時間ですが味わってきました。










「楽天」・・・進化のヒミツ

2007-07-21 22:16:02 | Weblog
昨日のTVです。
    見ていた方もおありかと・・・

楽天の野村監督の人「育て」? 
   イヤ・・・人との付き合い方にこそあったようです。

① 一足飛びは望むところでも積み重ねの大事さ。

② タダ「打つ」のではなく ⇒ 配球を読む。
  これは、山崎武司選手が実体験したホームラン。
    相対するピッチャーの直球に弱いのを
       配球読みで、克服のホームランとした話を交えて。

③ 当たり前のことながら
  人を育てる気づかせる。
  コメントは直接本人に・ではなく「ぼやき」で。
  つまり、気づかせる(自分で考える)術です。
  田中将大投手成長・を例えておられました。
  「真面目すぎる」とぼやいたことが、
     自分で考える事で、2三振3ボールの場を、
        気迫のストレートで試合を乗り切れた話

④ キャッチャーの話です。
  ピッチャーの投げる球(一生懸命)を全身全霊で受け止める。
  (いい加減は・・・人が見ている)


提案をしてしまったら成長はない
「考える」そこから、チーム内に個人も・チームとしても生き残る為の
切磋琢磨の戦いが出来るようになり進化に繋がる・・・

などなどと、言ったような事だったかと