今回は旭川ラーメンの「Saijo」です。
ここの冬限定麺は「特製平打ちつけ麺」。
普段のラーメンとは違う平打ち麺にたっぷりの肉味噌と白髪ねぎをトッピング、つけダレには濃厚な味噌ダレという意欲作です。
麺をアップで。
肉味噌にはひき肉だけでなく、みじん切りにしたメンマも入っており、歯ごたえや風味でアクセントになっています。
結構な量の肉味噌なので、もしかしてこれは肉味噌と麺だけを和えて食べても美味しいのでは・・・、と思ってやってみました。が、麺がすごく冷たく締められているので、肉味噌だけだとちょっと物足りなく感じてしまいます。
つけダレもアップで行ってみましょう。
こちらも濃厚そうな感じが伝わってきます。たまねぎのみじん切りがアクセントですね。ベースは味噌ラーメンの味噌ダレで濃い目に味付けしているように思えます。
実際につけていただくと、肉味噌と味噌ダレの濃厚なダブル味噌がインパクトのある味に仕上がっています。
ですが、ちょっと気になる点が3点ほど。
まずはつけダレの濃さ。
肉味噌がなければいいのかもしれませんが、ちょっと塩味がきつめです。冷めると塩分はきつく感じますから、冷水でかなり冷たく締めているため、最後の何口かはかなりしょっぱく感じてしまいました。
もうひとつは肉味噌のボリューム。
正直、麺に絡めてそのまま頂けるかと思うくらいの量がかかっています。しかもそのまま麺を取るだけでは肉味噌が意外と麺に絡みません。なので終盤気がつくと肉味噌が麺の皿にかなりたっぷり残っていました。
最後はつけダレの脂。
麺が冷たく締められている上にボリュームもあるので、最後はタレが完全に冷めていました。そうなると浮いていた脂がちょっと残る感じになってしまいます。肉味噌にも脂が使われていますしね。
これらの気になる点は麺を熱盛りにするだけで結構変わってくる気がしますが。
最初の何口かはかなり美味しく食べれたので、最後まで味か変わらないようにするか、逆に味が変わっても美味しくなるような工夫があれば良いと感じました。
あくまでも素人の個人的好みからの意見ですが・・・。
