帰ってきたエイトマン8888

個人の日記です。

Cus D'Amato

2013年06月05日 | 友人
wikipedia より

「子供にパンチの打ち方や避け方を教えるのは容易いことだ。誰にだって出来ることだ。勝ち負けは頭で決まる。力でも、スピードでも、体力でもない」


「恐怖心というのは人生の一番の友人であると同時に敵でもある。ちょうど火のようなものだ。火は上手に扱えば、冬には身を暖めてくれるし、腹が空い
た時には料理を手助けしてくれる。暗闇では明かりともなり、エネルギーになる。だが、一旦コントロールを失うと、火傷をするし、死んでしまうかもし
れない。もし、恐怖心をコントロールできれば芝生にやって来る鹿のように用心深くなることができる」


「モノを欲しがり過ぎてはいけない。堕落はそこから始まるのだ。車が欲しいと思う、洒落た家にピアノも欲しいと思う、思ったが最後、したくない事ま
でやり始める事になる。たかがモノのためにだ」


「私は全てのボクサーに同様のスタイルで教える。多くのトレーナーはこれに異論を唱えるが、私は基本原理は同じであるべきだと思う。違いはボクサーの
受け取り方によってその後に生じるものだ」


「つまるところ、ボクシングの究極の科学というのは、相手が打ち返せない位置からパンチを打つことだ。打たれなければ試合に勝つからだ」


「ボクシングでは人間性と創意が問われる。勝者となるのは、常により多くの意志力と決断力、野望、知力を持ったボクサーなのだ」


「私の仕事は、才能の火花を探してきて火をともしてやることだ。それが小さな炎になり始めたら燃料を補給してやる。そしてそれを、小さな炎が猛り狂う大き
な火になるまで続けてやり、さらに火に薪をくべれば、火は赤々と燃え上がるのだ」


「Never Say Can't!!“できないなんて言うな!!”」「Don't Quit!! “最後までやり通せ”」(この言葉はダマトのボクシングジムの壁にも書かれている)」


「勇者と臆病者は、恐怖心にどう対処するかで違ってくるのだ。英雄だって、皆と同じように怯えている。だが、臆病者は逃げてしまうが英雄は逃げたりしない。
最後までやり遂げようとする自制心を持っている。つまり、最後までやり遂げるかやり遂げないかで、人は英雄にも臆病者にもなるのだ」


「目的の無い人間からは何もかもが遠ざかる。そして遂には生きる気力すらも失うのだ。」


「(1985年、死の直前のインタビューでタイソンについて)彼のためでなかったら、私は多分もう生きてはいなかっただろう。私は、こう思う。人間は生きてゆく
間に、心に掛ける人々や喜びの数を増やしていく。それから、自然が、それを、一つ、また一つと奪い去ってしまう。自然は、そうやって死への準備をしてくれる
のだ。私には、もはや、何の喜びも残っていなかった。友人たちは、行ってしまった。耳も聞こえないし、目もよく見えない。見えるのは思い出の中だけだ・・。
だから、私は死ぬ用意をしなきゃならん、と思っていた。そこへ、マイクがやってきたのだ。彼がここにいて、そして、今やっていることをやっている、という事
実が、私に生き続ける動機を与えてくれる・・」

   
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