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CDのレビューとかなんとか

Master of Puppets/Metallica

2014-12-29 23:14:56 | レビュー

<List>
1. Battery
2. Master of Puppets
3. The Thing That Should Not Be
4. Welcome Home (Sanitarium)
5. Disposable Heroes
6. Leper Messiah
7. Orion
8. Damage, Inc.

<Member>
・James Hetfield(Vocal, Guitar)
・Kirk Hammett(guitar)
・Cliff Burton(Bass)
・Lars Ulrich(Drums)

1986 年リリースの3rd。このアルバムはあらゆるジャンルの中でも筆頭に記される大傑作。ヘビーメタルというジャンルを好む、好まざるにかかわらず聴くべき、 いや無理矢理にでも聴かせるべき。悪魔主義ではないし、ちゃんと聴いたらリズムもメロディーもハーモニーもあるから。Kirk Hammettは今とは違い変幻自在で巧いし抒情的なフレーズも素晴らしい。レコーディングされているギターリフは全部James Hetfieldなんだろうけどもこの人は難しいリフをいとも簡単そうに弾きます。とてもリズム感が良いのだと思います。このアルバムは最高傑作にして Cliff Burtonの遺作となる訳ですが、彼が大きくかかわったOrionは変拍子を多用しとてもプログレッシブです。長いインストゥルメンタルでも全く飽きさ せません。ギターと思って解釈していたソロがベースソロだったりして驚かされます。Lars Ulrichは、巧いのか巧くないのか良く解りません。レコーディングでは何の問題もないんですけれど。さて、これ以降James Hetfieldはアルバムを出す度にとても歌が上手くなっていくのですが、ボーカル上手すぎるというのはスラッシュメタルというジャンルに限っていうと 必ずしもプラスにはならないのではと思ってしまいます。インストゥルメンタルとのMIXもこれ位がちょうどいいと思います。彼らの1986年の断片はボー カルの未成熟な部分も含めてとてつもなく素晴らしい作品を編み出しましたが、もうこれ以上の作品は望みえないでしょう。Cliff Burtonの損失はとてつもなく大きかった。



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