これは、去年の学童保育のバザーで売っていた風車(かざぐるま)。
きっと子供か先生か保護者が作ったのでしょう。
ひとつ数十円で売っていたので、Mと一緒に買いました。
さて、何気なく手にして買ったこの風車ですが、
どうやら地元(浜北)の民芸品であることがわかりました。
知ったキッカケは、最近ふらっと寄ってみた「市民ミュージアム浜北」。
ここに日本全国の郷土玩具がいろいろ展示してあって、
地元のものとして、この風車を作る体験コーナーが設けられていたのです。
(ひとりで行ったので、特に作りませんでしたが...。)
天竜川の治水工事に使われた蛇篭が元になっているようです。
竹で編んだカゴの中に、石を詰めて使ったそうなのですが、
その編み方を応用して風車を作ったのが始まりだとか。
なるほど、そんなものとは全然知りませんでした。
こちら、桜の花びらのような紙を貼ってありますが、
確かに真ん中のほうは、小さな籠のように編まれていますね。
もう一つのほうは、竹じゃないようです。
荷造りテープやエコクラフトテープでも出来るみたい。
そして、数段に重ねたりするのも、昔から行われていたそうです。
思えば、せっかく住んでいる土地の郷土玩具とか民芸品って、
意外と知らなかったようです。
何だかもったいない。
子供連れて、この風車作りの体験に行くのも面白いかも。
(上記のところでは、紙を貼るだけの作業みたいだったけど。)