若人よ過去を振り返るな。

「日々前進是在るのみ」が合言葉の停滞気味ブログ

セーラームーンミュージカル

2008年06月25日 21時09分34秒 | 日常その他
私がセラムンにハマったのが、アニメ放映が終わってもう数年も経った頃でした。
無印の本放送の頃はかなりがっついて見ていたのですが、Rの頃から少し熱が冷め、S、SS、スターズの頃は殆ど見ていない状況で、(まあ、はるかとみちるという人がいる、というくらいの認識はありましたが。)、まあつまり思いっっっっきり旬を逃しまくってた訳です。
グッズやら何やらは全盛期の頃ほど出ていませんし(というか今や新作は皆無?)、同人誌も昔程沢山のサークルさんはいらっしゃいません。
旬の逃しっぷりが見事で、あー、なんて私らしい(笑)

それが同人誌の影響で(笑)、まこ亜美にハマり、作品にハマり(順序逆だろ)、今や立派に(?)セラムンファンです。

それから直ぐに私も同人誌を書き始めサイトを立ち上げましたが、その頃は「多分、まこ亜美本1~2冊作ったららそれで満足してやめちゃうんだろうなあ」なんて、気軽なつもりで活動していました。
ですが、まこ亜美・セラムンを通じて知りあった方が、本当に皆さん良い方たちばかりで。大げさかもしれませんが、本当に私の人生が変わりました。

それまでは割と「我関せず」タイプというか、「他人は他人、自分は自分」というちょっと冷めた人間だったんですが、セラムンを通じて知りあった方たちが本当に優しくて。人間ってこんなに優しいもんなんだ、って本当に目からウロコでした。

なんていうかな、人に優しくするって、案外難しいじゃないですか。したいと思っても中々出来ない。
でもある時に、ある人(今や気の置けない友達)が色々無償で「こんなのあるよ~」「こういうCDもあるんだけど、なぜか多めに買ってたからあげる」なんて、今や手に入らない私には垂涎モノのお宝CDをぽんと無償でくれたりして、それが本当に嬉しくて。っていうか、人に優しくする様の自然な所とかがね、本当に人としていいなあ、と。何も人に物をあげる、というのが素晴らしいんじゃなくて(勿論それ自体素晴らしい事なんだけど)。なんかね、優しいんだよね。

それから、私も人に対して自分が出来る事は出来たらいいな、と思えるようになれました。本当に人生変わりました。キューティーハニーもびっくりです(オイ)

それがね、そう思わせてくれたのがセラムンで知り合った人だったんですね。


それにその人だけじゃなくて、本当に本当に沢山の方に、本当に色々とお世話になりました。
それがね、皆さん不思議と優しい方たちばっかりなんすよ。
本当に色々な方にお世話になって、今の私がいます。こうして5年もまこ亜美続けて来れたのは、そういう方たちのあったかい輪があったからだと思えてなりません。
セーラームーンという作品の二次創作をする事においてだけではなく、私生活においても、そういった方々から自然と教わった事は私の心の中に常にあります。
本当に、そういった想いや経験をさせてくれた「同じ作品を愛する人」、直接、間接に関わらず私に親切にして下さった方、すべての人に感謝しています。本当に本当にありがとうございます。


そして。

私が好きな「セーラームーン」の中でも、原作・アニメに並び大好きなものが、セーラームーンミュージカルです。
とあるサイトさまの影響でセーラームーンミュージカルをビデオで見始めたのですが、そのサイトさまの感想のぶっ飛びっぷりに影響された事も多くありますが(笑)、色々な意味で衝撃的で。もうめちゃめちゃ大好きですっっっ!

アニメ終了後も続いたミュージカルは、ミュージカルの歴史だけで10年を越えた、もうメディアミックスという枠に収まりきらない、もう一文化とも言えるものっそい媒体です。一つの作品で10年以上続いてるって、メディアミックスではほぼあり得ないし、ぶっちゃけすげー。恐るべしセーラームーンミュージカル。

で。その歴史の中で、歴代4人のタイトルロールプレイヤー=ヒロイン・セーラームーン役がいらっしゃいます。そのうちの一人が先日亡くなられた神戸みゆきさんでした。
彼女の演じる月野うさぎは本当に元気で、そして体当たりで、沢山の元気を観客に分けてくれました。私はビデオ映像でしかセラミューを、彼女を見た事はありませんが、画面を通して伝わる元気さが大好きでした。

今の気持ちをどう表していいか自分でも分かりません。何か想った事をこうしてブログにして伝えたいものがあるのだと思うのに、何を書きたいのかすら分かりません。

ただ少なくとも、彼女の演じる作品を見た事で、沢山の「気持ち」をもらいました。楽しい嬉しいとかそれだけでなく、萌えとか燃えとかそんな気持ちだとか、もっと言葉に出来ない感情を、感動という言葉だけでは言い表せない気持ちを貰いました。
それは、彼女が、神戸みゆきさんがいたからこそ、感じられた想いでした。

若くして亡くなられたという事実が残念でなりません。でも彼女から貰った気持ちはなくなりません。

どうかどうか、神戸ちゃんの周りには目の前にいるファンも目の前ではないけれどこっそりと応援するファンも、多くの愛する人がいるという事が彼女に届いていますように。ご冥福をお祈りいたします。

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