キャッスルマン病とわたし。

稀少難病『特発性多中心性キャッスルマン病』になってしまったわたしの日々。
夫・Uさん&チワワに支えられて。

CVポートという選択 ②

2015-07-20 | キャッスルマン病のこと。
アクテムラの処置は血液内科ですが、

CVポートを埋め込む手術は外科で行うので

一回、外科の先生とお話をする機会を頂き、

先日お話を聞いてきました。


以下、

後日、自分で調べた事とあわせて書きます。




手術は日帰りだそうです。

同意書も当日渡される書類に記入すればいいし、

手術前に血液検査も尿検査も、

なぁ~んも検査がないという気軽さ


局所麻酔なので、

なんなら術後は自分で車の運転をして帰ってもいいし、

お風呂もOK。


生検の後とかだと

次の日とかに消毒があったり

1週間後に抜糸があったりするけど、

そういうのも、無し。


カテーテルの処置は、

以前は鎖骨の下を通していたらしいけど、

それだと鎖骨と肋骨の間で

カテーテルがこすれて断裂する事があるので

今は鎖骨の上かららしい。


ポートは飛行機OK(空港の金属探知機にひっかからない)、

造影剤OKのタイプを使用。

 ポートの種類によって値段が変わる事はないそうです。


万が一、

空港の金属探知機でひっかかってしまった場合は、

ポートを埋め込んだ時に病院で貰う患者記録カードを提示する。


CVポートの寿命は

ポートの周囲が感染症を起こしてしまったり、

カテーテルが断裂したり、

ポート本体が壊れたり、

などといった理由で交換が必要となる場合があるそうですが、

何もなければ長く使えるそうです。

一般的な使用年数は2~4年だそうです。


あるサイトでは

「ポートの針刺しの耐久回数が1000回」とあったので、

⇒私の場合、アクテムラは月に1回⇒年に12回

⇒何事もなければ83年使えちゃうかも 



カテーテルが切れた場合、

ガイドワイヤーで除去したり、

まれに開胸手術をすることもあるそうです。



CVポート留置術の処置費用は

3割負担で4~5万ぐらいで、

何らかの理由でポートを取り出すための手術にかかる費用は

3割負担で約4千円。

抜去手術は30分程度で済むそうです。


私の場合、

アクテムラの点滴に使用するので

CVポートはずっと使い続けるわけですが、

抗がん剤治療などで一時的に利用される場合、

治療を終えた後も再発に備えてポートを残すような時は、

ポートを使用しなくても

1ヶ月に1回程度、

生理食塩液などでポート内部を洗浄し、

メンテナンスする必要があります。




今回、CVポートを入れるかどうか検討する際、

いろいろとググって見たんだけど、

留置手術を経験された方のブログを読んでみると、

「どーってことなかった」って方も

モチロンいらっしゃるんだけど、

意外と

「局所麻酔だから血液がドロッと方に落ちていくのが分かって気持ち悪かった」

「局所麻酔だからカテーテルを血管に入れていくのがわかって気持ち悪かった」

「ポートを留置する時、ぐいぐいと押し付けながら入れられて痛かった」

など、「痛い系」の記事があって、

そういうのって

やっぱり目に付いちゃうし、

そういう記事の方が印象に強く残ってしまって、

外科の先生に

「たとえば全身麻酔とか・・・・・。」と話してみると、

「全身麻酔するほどの手術ではないけど、

 手の甲から点滴する「ボーっとする薬」があるから、

 それを処方しよう」と言ってくれたので

ちょっぴり安心しました。




医療関係者の方がこのような記事を読んだら、

「CVポートの留置ぐらいでナニ言ってんだ

と思われるかもしれませんが、

ワタクシ小心者なので、本当に、怖いです。

手術って、

生検も含めてメスを入れるのって、

本当に怖い。


母が抗がん剤治療の過程でCVポート入れてたけど、

感染症を起こしてポートの周囲が膿んで腫れてしまい、

短期間で反対側に付け替える手術を余儀なくされたりしてたし、

医療ミスでカテーテルを抜くのに失敗して

大きい病院に転院して技術のある先生に処置してもらわなきゃならなかったり、

なんかCVポートってタイヘンそうだなっていうイメージが強いからなおさら。


大した事ないような手術でも

ひとたび医療ミスが起これば命を落としかねないですからね。


昨今は

点滴の薬剤を取り違えるミスから命を落とされる患者さん、

薬の誤配で命を落とされる患者さん、

果ては入院食の誤配で命を落とされる患者さんもいらっしゃいます。


でも私は、

全身性キャッスルマン病だから、

生きている限り、

一生、病院から、治療から離れられない。


いつ医療事故に会うか分からないという怖さは

毎回、感じているんです。



通常の治療でさえそんな感じだから、

大した事ない手術でも、すんごく怖いのです。



まぁ、

ダーリンには

「そんなリスクを恐れるより先に

 mocoは肥満のリスクを恐れなさい。

って、

とっても優しい笑顔で言われちゃうんですけどね。




とりあえず、

CVポートの手術の予定日は決まりました


手術が成功すれば、

さっそく8月のアクテムラから

採血も含め、

CVポートで行う予定です



手術がナニ以後ともなく成功しますように  









にほんブログ村 病気ブログ 免疫の病気へ
にほんブログ村
↑ にほんブログ村に参加しています。 バナーをクリックして下さると嬉しいです♪
人気ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。