東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

尹総長が勝った

2020-12-25 09:43:35 | 韓国物
クリスマスの今日、いかがお過ごしでしょうか。

韓国ではちょっと大きな動きがあった。
ソウル行政裁判所行政12部(洪淳旭裁判長)は12月24日、大きな判決を出した。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12月16日に秋美愛(チュ・ミエ)長官の提案を
受けて裁可した尹錫悦(ユン・ソンヨル)検察総長に対する懲戒決定を
裁判所が覆したものだ。尹総長は8日ぶりに職務に復帰することになった。
 
裁判部は、任期制検察総長(=憲法によって任期が保証されている検察総長)が
今回の懲戒で回復できない損害を被ったかどうかを重点的に検討したという。
停職2月の処分についても「回復できない損害」を認めたことになる。
 
これによって文在寅が下した判断(裁可)が、間違っていたということを主張する結果となり、
今後文在寅政権に対する風当たりは、ますます強くなるものと思われる。
 
尹総長が検察総長として復帰したことにより、
蔚山(ウルサン)市長選挙不正事件や月城(ウォルソン)1号機原発の書類改竄事件といった
様々な権力型不正事件は、公捜処ではなく、
尹総長の指揮下にてこのまま捜査される可能性が高まった。
そうすれば、捜査の手は大統領にまで及んでいくことも考えられる。
蔚山事件も月城の原発事件も全て、
問題の本質は文在寅にあることは火を見るよりも明らかなのである。
ソウル行政裁判所が、権力の目(大統領)を恐れずに
ただ法のもとに、法を中心として判断を下したことに筆者は驚いている。
 
穢れにけがれている大統領府および与党民主党であるが、
真実を追求しようとする部分も韓国の中に、あるにはあるのだ。
この裁判の判決に対する今後の動きが気になるところだ。
そんなこんなで今年、もう1回くらい発信できるかもしれないが、
とりあえず今日は、真実を愛する尹錫悦検察総長が、
文在寅に勝ったことをお伝えできて、うれしいことこの上ない。
 
また数日後にお目にかかることになりそうな雰囲気ではある。
 
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