東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

包丁とまな板となべと。

2024-07-21 07:38:15 | 韓国物
どこの国の誰がどのようにして栽培した作物なのか、どこの国の誰がどのようにして工場で作ったのか、どこの国の誰が日本に運んで来たのか。そして、どこの国の誰の手によってこの食卓に並んだのか、それらが全く見えなかったものを、あなたの大切な命を作るために食べているという事実。自給率40%以下となってしまった日本では、自分のいのちは自分で守らなければいけない時代となっている。ところが、いのちを守るべき原始感覚の五感が、コンビニ食やファーストフードなどによってい . . . 本文を読む
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「命の農業」(2)~(5)

2024-07-10 06:00:00 | 韓国物
「命の農業」(1)につづき、今回は(2)から(5)まで全体をアップ。(2)“行”としての農業  大豆の収穫で、叩いたり踏んだりして殻を割り、箕(み)で殻を飛ばして 豆だけ集めようとしますが、どんなに悪戦苦闘してもうまくゆきません。結局は莢(さや)一つ一つを手にとって豆 . . . 本文を読む
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命の農業

2024-07-07 19:08:44 | 韓国物
このブログにときどき登場していただいているふるさと米沢の高橋教授の新しい文章が届きました。「命の農業」というタイトルです。長文(大作)なのでひとつずつここにアップします。全体で5章からなる文章です。今回はその中の(1)章を掲載します。 (1)道徳を生む農業  人の食べ物は全て植物や動物の命であり、私たちは命を食べないと生きていけません。身を捧げてくれた命に、私たちは「いただきます」と言って、頭を下げます。かつてアイヌは、獲ってきた熊は神が身を捧げてくれたのだとして、崇めたそうです。 ところがそれまで農業を担ってきた人力や畜力が、石油による機械力に置き換わるにつれて、食物を作る人と食べる人との分業化が起こりました。食べ物は、金で売買される単なる商品となり、スーパーで金さえあればいくらでも買えるものとなりました。加工された食品 . . . 本文を読む
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